画像:時事通信フォト
14日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
同番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが、相方の山本圭壱さんの新型コロナウィルス感染についてコメントを発しました。
しかし、そのコメントに「不自然」と視聴者が騒然とする事態に。
視聴者が騒然とした、加藤さんのコメントとは?
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加藤浩次もコロナ感染の可能性「大」?山本圭壱感染のコメントに、視聴者が感じた強烈な違和感とは?
14日午前に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
この日、番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが、昨日発覚した相方、山本圭壱さんの新型コロナウィルス感染についてコメントを出しました。
今月11日に体調不良を訴えた山本さん、翌日にPCR検査を受け陽性反応が確認されたのだそう。
しかし、微熱が続いている以外に味覚、嗅覚異常など諸症状もなく、現在は自宅で静養している現状を加藤さんが説明。
「とりあえず自宅でゆっくり療養してもらいたいと思います。しっかりね」と、加藤さんは山本さんの一報を締めくくりました。
ただ、この一連のコメントに違和感を覚えた番組の視聴者。
「え?たったこれだけ?」
「山本のニュース、短すぎない?」
と、相方が感染した割にコメントの時間が少ないことを指摘する声が。
確かに、同番組が山本さんについて報道した時間は2分弱足らず。
その短い時間の間に、山本さんの感染状況、療養の状況、そして濃厚接触者がいないということ説明したことに、視聴者は早くニュースを片付けようとするような「不自然さ」を感じたのでした。
この不自然さから「加藤浩次も、新型コロナにかかる可能性が高いんじゃ?」と、疑うも視聴者の姿も。
今月6日に、山本さんと共にラジオ番組に出演した加藤さん。
自分も含めて「濃厚接触者はいない」と説明はしっかりしましたが、疑惑の声が上がってしまった背景には山本さんが地上波放送に復帰した時のような鋭いコメントを、視聴者が期待してしまった結果なのかもしれません。
「濃厚接触者」はどこからなのか?改正されたその定義
相方にもかかわらず、言及する時間が短かったことで感染の疑惑が持ち上がってしまった加藤浩次さん。
番組でも「濃厚接触者はいない」と説明しましたが、しかし加藤さんは1週間前に山本さんと共演を果たしています。
では、一体どこからが「濃厚接触者」となるのか。
新型コロナウィルスが感染をはじめた当初、その定義は「感染者が発病した当日に接触した者」とされていました。
しかし今年4月に定義が見直され、現在は「感染者が発病する2日前から接触した者」、かつ「感染者と1メートルの距離で15分接触した者」を「濃厚接触者」としているよう。
この定義に照らし合わせれば、加藤さんは山本さんと共演していても「濃厚接触」には当たらないのです。
ただ、発病するまで2週間はかかると言われている新型コロナウィルス。
番組で共演した時点で、山本さんは既に新型コロナウィルスを保菌していたと考えられます。
加藤さんは濃厚接触していないとしても、自身の健康の変化に注意すべきなのでしょう。
(文:有馬翔平)