文:有馬翔平

志村けん、遺言を残していた?自身の『後継者』に指名したのは、千鳥・大悟ではなく…

志村けん

画像:時事

20日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。

先月末に亡くなったお笑い芸人・志村けんさんの過去の映像が放送されました。

その中で、志村さんが自身の「後継者」について言及する場面が。

志村さんが後継者に指名した人物とは、一体誰だったのでしょうか。

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志村けん、「遺言」を残していた?後継者に示したのは、あの人気芸人!

20日夜に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。

この日の放送は、新型コロナウィルスの影響を受けて、過去の放送から抜粋した「超お宝名場面SP」。

XJAPAN・YOSHIKIさんやマツコ・デラックスさんなど、超豪華なゲストからベテラン芸能人の若かりし頃の映像が放送されました。

その中にあったのは、先月に新型コロナウィルスに感染して亡くなったお笑い芸人・志村けんさんが10年以上前に出演した映像。

すると、その映像の中に、志村さんが「2代目・志村けん」を指名する場面がありました。

「すごくマネするのがうまい」

当時、志村さんが才能を買っており、自身の後継者と指名したのはお笑いコンビ「ナインティナイン」・岡村隆史さん。

志村さんのことを慕っていた芸能人だと、お笑いコンビ「千鳥」・大悟さんが有名です。

しかし大悟さんではなく、岡村さんの名前が、志村さんの口から出ると視聴者は驚きの声を上げました。

「これは岡村さんも、嬉しかっただろうね」

「志村さんの遺言みたいで涙出てきた……10年前から認めていたんだ」

ただ、特番などで10年以上共演し続けた、志村さんと岡村さんの2人を想って涙する声も。

ただ、2代目に指名したものの当時の岡村さんは、バカ殿や変なおじさんなど個性的なキャラクターを欲しがっていたようで、志村さんは「あいつ、ボソボソ話すんだよ」と、岡村さんを案じていました。

 

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志村けんが岡村隆史を指名したワケ!流行を作り出す才能?

志村けんさんが岡村隆史さんを、自身の後継者に選んだことには理由がありました。

それは、志村さんの持ち芸である「アイーン」を流行させたこと。

「アイーン」は元々、志村さんがコントの中で使用して仕草の1つでした。

しかし、特に名前を付けてはなく、その仕草が90年代の若手お笑い芸人の間で流行すると、「アイーン」と名付けられ、それを岡村さんがモノマネし始めたのです。

「アイーン」とアイドルがコラボしたCDも発売され、瞬く間に大流行。

志村さんは、これまでにも「東村山音頭」や「最初はグー」など、たくさんの流行を生み出してきました。

その流行を生み出せる才能を、岡村さんの中に感じたのでしょう。

こうして岡村さんは、「2代目・志村けん」に指名されたのです。

過去の映像から明らかになった、志村さんの遺言。

岡村さんには、新しいリーダーとしてお笑い界を引っ張って行ってもらいたいものです。

(文:有馬翔平)