画像:時事通信フォト
13日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
同番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが、嫌いな夏休みの宿題1位になってしまった「読書感想文」に対し、ある「改善策」を提案。
その加藤さんの提案に、「すごくいい」と視聴者からの称賛が集まっています。
視聴者絶賛の、加藤さんの提案とは?
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加藤浩次、「読書感想文」を書かせる古臭い教育に喝!「さすが」「よく言ってくれた」と視聴者絶賛の発言とは?
13日午前に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
この日、同番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが、夏休み定番の宿題である「読書感想文」について言及しました。
戦後直後から宿題として学校の教育に取り入れられた読書感想文。
しかし、読書が得意ではない生徒にとってまず本を読むことが難しかったりと、苦手だと思う生徒も多く、現在では「嫌いな夏休みの宿題」1位という不名誉なランキングに入っています。
今回、脚本家を講師として招き、「読書感想文が楽しく書けるコツ」を放送した同番組。
しかし、それでも加藤さんはある部分に納得がいかなかったのだそう。
「別に読書じゃなくてもいいんじゃないかな?」
加藤さんが腑に落ちなかった部分、それは感想文を書かせるのに「読書」でなくてはいけない点でした。
加藤さんは、「読書はもちろん大事ですよ」と補足しながら、ただ読書という部分を強要してしまうことで忌み嫌われてしまうという分析を披露。
そして、読書感想文ではなく、夏休みの経験を思いのままに文字で表現する「自由感想文」というもの提案したのです。
加藤さんの提案に、スタジオから感心の声が。
さらに番組を観ていた視聴者も、
「読書を強要したことで、読書嫌いになった人もいるだろうね。これは賛成」
「いいこと言った!さすが加藤浩次」
と、手放しで称賛を送っていました。
現在、読書感想文嫌いのイメージを払拭するために、漫画家などが自身の作品の感想文を添削する活動を行っています。
本を読むことは大切ですが、文字で自分の考えを表現することも同時に大切な学びです。
加藤さんの提案は、今すぐにでも実施すべきなのではないでしょうか。
読書感想文で商売?ネット上では不正が横行…
加藤浩次さんが改善策を提案した読書感想文。
嫌いな宿題の上位常連でもありますが、その嫌われぶりは相当のようで以前はネット上で完成した読書感想文が売買されるほどでした。
2018年、あまりに売買される数が多く、世論から厳しい声が上がり始めると売買の場所であったフリーマーケットサイトは各々、読書感想文の販売を禁止しました。
それから2年、問題となったサイトを覗いてみましたが、確かに完成された読書感想文は販売されていませんでした。
しかし、読書感想文の完成までガイドするような商品など、「グレー」な商品はチラホラ現在でも存在していました。
また、他サイトではソックリそのまま感想文を書き写す「コピぺ」を推奨するものも確認できました。
ここまで拒否をされる読書感想文。
加藤さんの提案した自由感想文というものが、なおのこと望ましいように感じられます。
(文:有馬翔平)