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3日に読売新聞で、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二さんのインタビュー内容が公開。
斉藤さんは小学生時代から中学生にかけて、壮絶ないじめにあっており、自殺を考えた過去があると告白し、話題になりました。
幼い斉藤さんに、一体何があったのでしょうか。
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斉藤慎二、少年時代に過酷ないじめで自殺を考えていたことを暴露!いじめにあう子に相談にのるとメッセージ
3日に読売新聞で、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二さんのインタビュー内容が公開。
斉藤さんはバラエティ番組に多数出演しており、持ち味である明るいキャラクターで番組を盛り上げています。
そんな斉藤さんが、小学校3年生から中学生まで過酷ないじめにあっていたことを告白。
小学生時代、いじめられた斉藤さんは、虫取りに誘われて集合場所に行くと、「お前が虫だ」と、袋叩きになっていじめられたとのこと。
また、授業中に姿勢が悪いと言われ、彫刻刀で背中を刺され、出血させられたこともこともあり、誰にもいじめられていることがバレないように、黒色の服を着て血が出ていることを隠していたようです。
兄にいじめのことを相談した時もあったようですが、共働きであった両親に心配をかけさせないようにと、両親への相談を禁じられたと告白。
このこともあり、行き場を失った斉藤さんは自殺を実行しようと思ったこともあったようです。
そんな辛い経験をした自分だからこそ、斉藤さんは今いじめにあって誰にも相談できない子供たちに、いつでも相談を乗るから頼って欲しいとのメッセージを伝えました。
いじめを受けていたことを相談する子供の割合とは?相談しない子供の理由とは?
壮絶ないじめを受けているにも関わらず、斉藤慎二さんは両親に相談ができず、居場所がなく自殺を考える時期があったと語りました。
近年未成年の自殺の人数が増えているのですが、一般的にいじめを受けている子供達は両親に相談できない人が多いのでしょうか。
東京都の調べによると、いじめを受けたことがある人の45%が相談したと回答し、55%は相談をしていないとのこと。
いじめにあった子供たちの過半数が相談しないと理由としては、相談することによりいじめの被害が悪化するからと回答した子供たちが75%。
また、54%の子供達が、誰かに相談しても解決しないからだ、と告白。
このように、子供たちはいじめられたことを相談しても、現状が改善すると感じていないようです。
子供たちがいじめられていることを、大人に相談する環境を作るには、大人たちがいじめを無くしてくれるということを示し、信頼を勝ち取らないと難しいのでしょう。
過酷ないじめにあって、幼い頃に自殺を考えていた斉藤さん。
近年未成年の自殺をされている方が増加していますが、自殺に子供たちが踏み切る前に、いじめを無くしてあげれると思わせる、環境作りが必要なのではないでしょうか。
(文:M.K)