文:服部慎一

『世界まる見え!』、切断された足首の映像に視聴者戦々恐々「気持ち悪すぎて吐いた」

日本テレビ
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

5日に放送された「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系列)。

同番組ではこの日、「謎解きミステリークイズSP」と題して、世界で発生した様々なミステリーを紹介し、クイズ形式で出題されました。

すると、突如として映し出された映像に、視聴者が嫌悪感を示すことに。

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「世界まる見え!」、切断された足首の映像に視聴者戦々恐々「気持ち悪すぎて吐いた」

5日に放送された「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系列)。

同番組ではこの日、「謎解きミステリークイズSP」と題して、世界で発生した様々なミステリーを紹介し、クイズ形式で出題されました。

2007年11月、カナダのブリティッシュコロンビア州で釣りを楽しんでいた男性。

すると、トンデモナイものを釣り上げてしまったそう。

このトンデモナイものがあまりにも衝撃的すぎることからナレーションでも「インパクトがすごいので、心してご覧ください」との注意喚起が。

「なんでこんなものが釣れんるんだよ〜」と渋々川から釣り上げたのは、足首が付いたままの靴。

モザイクがかけられていたのですが、非常に生々しい映像となっていました。

その後、足首が付いた靴というのは海岸沿いの至る所で発見されたそうで、2007年〜2010年の間で10件も報告されたのだとか。

足首が発見されたましたが、他の部位が発見されなかったことが重要だとした法医学者。

スタジオの出演者には「なぜ足首のついた靴だけが見つかったのか?」というクイズが出題され、菅田将暉さんは「囚人が足かせを外すために切断をした」、NONSTYLE・石田明さんは「スニーカーを売りた靴メーカーの広告」などそれぞれ回答を導き出していました。

結果的には「海へ入水自殺をした方の足首」なのだそう。

検死官によれば、長時間水の中にいると関節が外れやすくなってしまうのだそうで、それが原因で足首だけが浮いていたのだとか。

また、靴は全てエアクッションのあるスニーカーだったのだそうで、足首は浮き輪をつけた状態となっているため水面に浮いたのではないかということです。

他の部位が発見されなかった理由に関しては魚に食べられたでのはと推理していたのですが、それまでほのぼのとした雰囲気のクイズからいきなりサスペンスに切り替わったことで、スタジオの滝沢カレンさんも「本気の話をまる見えでしてくると思わなかった」と衝撃を受けたほど。

この切断された足首だけが付いているという衝撃の映像に視聴者からも、

《世界まる見え観てたんだけど、自殺した人の足首が釣れるとかいう話マジで心が痛くなるから辞めろ!!こんなご時世だから尚更。》

《世界まる見え見てたら足首のやつでてきて、気持ち悪くなって吐いてしまった…》

《世界まる見え、自殺の話をクイズにして、愉快なノリなのはどうなんだろう… 足首だけ残ってしまうとか怖すぎて…》

《足首の付いた靴。ゴールデンタイムのテレビだし流石に偽物だと思ってたらまさかの本物グロ展開でびっくり》

《世界まる見えの足首事件普通にゾッとする》

《今度は足首がついた靴が何足も釣れるとか。攻めすぎだろ》

といった意見が相次いで寄せられていました。

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TBSではご遺体をそのまま放送し批判が殺到する

今回、モザイクはかけられていましたが切断された足首が映し出されるというグロ展開に視聴者も絶句した様子です。

一方で、今月3日に放送された「報道特集」(TBS系列)では、BC級戦犯のご遺体の映像をモザイク無しで放送し批判が殺到しました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください→『報道特集』、ご遺体の映像をモザイク無しで放送し視聴者絶句「ゴールデンで流していいの?」「狂ってる」

遺体の映像を流す意味があったのかは疑問ですが、食事中に過激な映像を流す場合には視聴者への配慮が必要となってくるでしょう。

「世界まる見え!」の場合、「インパクトなる映像が流れます」というテロップやナレーションが入ることで、注意喚起が事前にされていたと思いますが、それでも嫌悪感を示す人が出てしまいました。

報道特集ではそういった配慮がなされなかっただけに、SNSを中心に番組制作サイドを非難する声が寄せられていたのです。

ショッキングな映像を取り扱う際にはさらなる注意が必要となってくるでしょう。

(文:服部慎一)