画像:時事
18日に放送された「アウトデラックス」(フジテレビ系列)。
同番組のMCであるタレント、マツコ・デラックスさんが、先週発覚したアンジャッシュ・渡部建さんの不倫報道によって困っていることを告白。
その悩みに「目からウロコだった」と、視聴者も驚きの声を上げています。
渡部さんの報道で、マツコさんがどうしようもなく困ったこととは何だったのでしょうか。
マツコ・デラックス「やめてよ」アンジャ渡部のせいで風評被害に?ガチギレの理由に視聴者も驚き
18日夜に放送された「アウトデラックス」(フジテレビ系列)。
この日、同番組MCのマツコ・デラックスさんが、アンジャッシュ・渡部建さんの不倫によって「トイレ」に行きにくくなったことを告白しました。
先週報じられた渡部さんの不倫、その不倫場所と伝えられたのが障がい者の方をはじめ、普通のトイレで用を足すことを目的に作られた「多目的トイレ」でした。
「普段から多目的トイレしか使ってないからね」
女装家で知られるマツコさん、公共のトイレを使用する時に男性トイレに行っても、女性トイレに行っても他の利用者に驚かれるため、男性女性どちらでも使用できる多目的トイレを里よしているよう。
しかし、渡部さんの一件で、多目的トイレに入りづらくなってしまったのでした。
「やめてよ」と、多目的トイレを利用することを勘違いしないよう釘を刺したマツコさん。
「ああ、確かにそうか。どっち入っても驚くわな」
「これは目からウロコだった」
と、視聴者からも同情に似た声が寄せられました。
しかし、マツコさんが多目的トイレを利用する理由を、「体の大きさ」だと勘違いしたスタジオの共演者。
「違うわ!」と盛大にツッコミをもらっていました。
LGBTのトイレ事情…体の性に従う?心の性に従う?
男性トイレも女性トイレも入れないことから、多目的トイレを利用しているマツコさん。
近年、LGBTといったセクシャルマイノリティへ配慮をする機運が高まっていますが、LGBTの方々のトイレ事情とはどうなっているのでしょうか。
以前、トイレメーカー「TOTO」が体と心の性が一致しない「トランスジェンダー」の方々へ、アンケート採ったところによると、およそ3割の人がトイレのことで悩みを抱えていることが明らかになりました。
また、7割の人が誰でも気兼ねなく使える「オールジェンダー」のトイレを希望していることも判明。
しかし、配慮への機運が高まっているものの、国内では整備が遅れている現状です。
多様性の先進国であるアメリカでは、2016年にオバマ大統領が「心の性に従う」よう宣言を出したことにより、LGBTのトイレ事情にある程度の理解が広まっていると言います。
日本でも、トイレの増設の前に、そのような宣言を出すべきなのかもしれません。
来年に延期となった「東京オリンピック」。
日本人だけではなく様々な人を受け入れるためにも、制度の普及は急を要すると思われます。
(文:有馬翔平)