文:有馬翔平

加藤茶、志村けんさんから『形見』をもらっていた…感動的な逸話に「守ってくれたんだね」と視聴者も涙

加藤茶

画像:時事

25日に放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系列)。

同番組に出演したザ・ドリフターズのメンバー、加藤茶さんが、今年3月に亡くなった志村けんさんの「形見」を使用し、「あるもの」を作っていました。

後悔された「あるもの」に、視聴者から「志村さんが守ってくれている」と感動の声が。

一体、加藤さんは志村さんの「形見」を何に作り変えたのでしょうか。

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加藤茶、志村けんさんの「形見」から作られたものに視聴者も涙…「守ってくれたんだね」

25日夜に放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系列)。

この日、ザ・ドリフターズのメンバーである加藤茶さんが、今年3月に死去した志村けんさんからもらったプレゼントで「マスク」を作ったことを公表しました。

マスクを作ったのは、加藤さんの奥さんである加藤綾菜さん。

綾菜さんは、志村さんが生前時に力を注いでいた舞台「志村魂」に1人で観劇しに足を運んだことがありました。

その際に志村さんを訪ねると、「わざわざありがとうね」と志村さんをイメージした「手ぬぐい」を、お土産として持たせてくれたのです。

このエピソードが公開されると、

「素敵な話」

「志村さんが、コロナから2人を守ってくれたんだね」

「ダメだ……涙が止まらない」

と、志村さんと加藤さんのキズナに感動した様子。

綾菜さんは今月11日に、自身のInstagramで手作りマスクを披露していますが、その時のマスクが今回の放送で取り上げられたもののよう。

さらにこの投稿があった日、仲本工事さんともバッタリ遭遇したことも報告しており、志村さんがザ・ドリフターズのメンバーをつなぎとめている、そんな運命的なことを感じさせていました。

 

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志村けんの「形見」…愛車ファントムは一般男性のもとへ

志村けんさんから受け取った、思い出の品で作られマスク。

加藤茶さんの奥さん、加藤綾菜さんがもらった手ぬぐいのように志村さんが所持していた愛用の品々はどうなったのでしょうか。

生前、志村さんは自動車好きで知られていました。

芸能人にもかかわらず、日本では数少ない外車を東京・六本木付近で乗り回していたため、週刊誌の記者には、すぐ居所を察知されてスクープを撮られていたのです。

そんな志村さんが最後に愛したのは、イギリスの高級自動車メーカー・ロールスロイスの「ファントムシリーズ」。

長年、世界各地で愛されてきた同社のシリーズの1つで、オプションをつけなくても値段は5000万円はする超高級車、それを志村さんは乗り回していました。

その愛車が志村さんの死後、どのようになったのかというと、所属事務所により競売にかけられファンだったという男性に引き取られたそう。

間もなく、志村けんさんの死後から2ヶ月。

緊急事態宣言が解除されても、いまだ新型コロナウィルスの脅威におびえなければならない状況ですが、今もこうして志村さんが愛情を注いだ品々は、様々な人の手を経て大切にされているようです。

(文:有馬翔平)