(※画像はイメージです)
30日に放送された情報番組「ひるおび!」(TBS系列)。
木曜日のコメンテーターとして登場したタレント・ふかわりょうさんでしたが、新型コロナウイルスの影響によりリモートでの出演に。
しかし、同番組MC「ホンジャマカ」・恵俊彰さんとのやり取りに視聴者がア然とする場面も。
恵さん、そしてふかわさんの発言とは一体どのようなものだったのでしょうか。
恵俊彰、ふかわりょうに対し番組中にブチギレ!「そのぐらいの出来事だと僕は思ってます!」
30日に放送された情報番組「ひるおび!」(TBS系列)。
新型コロナウイルスの影響により、コメンテーターがリモートで出演をしたり、スタジオの出演者も一定の距離を空けるなどの対策が取られる中、そこにはタレント・ふかわりょうさんの姿も。
ふかわさんは感染拡大防止の観点から、この日もリモートでの出演。
同番組は3時間半にも及ぶ生放送でありますが、30日の放送も新型コロナウイルスの話題で持ちきり。
放送の終盤、「医療従事者への偏見や差別」について取り上げられた際、ふかわさんは、医療従事者を思いやる気持ちは余裕がないと生まれないとした上で、「自覚なく暴言を吐くケースはあると思う」と発言。
続けて、「人々の余裕を奪っている一因に、やはりその、朝から晩までスマホやテレビでコロナのことを扱っている」とし、「ちゃんと一つ一つを咀嚼できれば、正しく恐れることもできると思うのですが、漠然とした不安として受け止める方もいると思うんです。」とコメント。
連日コロナ関連の報道をすることも大事だと話す一方、「『ひるおび!』がコロナを扱わなくなる時が来るとしたら、それはどういう状況なのか?」とスタジオに問いかけました。
これに対し、同番組MCの「ホンジャマカ」・恵俊彰さんが、すかさず反論。
一番肝に命じてやっていることは、とにかくみんなに正しい情報を伝えることだと話し、「世の中の出来事の中で(コロナ関連の話題が)一番大事だと思っているんですよ」と、命がけで報道していることも強調。
そこからは水掛け論が続きますが、ふかわさんがコロナ関連の話題を軽視するような発言をした際には「そのぐらいの出来事だと僕は思ってます!」と語尾を強め、スタジオの空気が一時騒然となる場面も。
恵さんは終始、「報道の使命」をもって情報を伝えていることを強調し、CMへと切り替わったタイミングで、ふかわさんのコメントも打ち切られました。
恵俊彰、ふかわりょうに対する発言に疑問の声「図星突かれてキレちゃったの?」
生放送の番組中に、意見がぶつかり合ったことで、結果的に怒りをあらわにしてしまって恵俊彰さん。
ふかわりょうさんは終始、「報道によって視聴者が、漠然とした不安として受け止めてしまう可能性もある」と、コメンテーターという立場でありながらも、一視聴者としての意見を述べました。
しかし、恵さんは報道という立場上、「コロナ関連の話題を扱わないわけにいかない」とふかわさんの意見を頭ごなしに否定。
この恵さんの姿勢に対し、
《恵はふかわりょうが何を言いたいのか全く理解してない。》
《恵さんの言い方は、自分たちの正当性を言うために相手を攻撃する言い方》
《ふかわりょうは正しいな 恵は頭悪いというか分かってない。図星突かれてキレたのか?》
《ふかわりょうが言わんとしている事を理解出来ずにキレる恵》
《コロナ番組を批判したわけでないのに。あんな風にキレちゃうと…コロナで視聴率稼いでるって言う自覚あるのかな》
など、疑問視する声も。
報道の仕方によっては、医療従事者や感染者に対する差別や偏見を助長する可能性も少なからずあります。
連日のコロナ関連の報道に対し、漠然と不安を煽るだけのもので視聴者も疲弊するから「ひるおび!」だけでも考えてみては?という一歩踏み込んだ意見だったにも関わらず、それを頭ごなしに否定し、自分たちの報道が正しいと意見を曲げない姿勢に、視聴者が納得しないのも無理はありません。
所属事務所の先輩・後輩という関係でもある恵さんとふかわさん。
そんな関係性であるからこそ、的を得ている発言に耳を傾け、真摯に受け止めるという姿勢が、真の報道マンとしての姿なのではないでしょうか。
(文:服部慎一)