タレントの志村けんさんが30日、亡くなっていたことが明らかとなりました。
25日に新型コロナウイルスに感染したと発表されてから闘病を続けておりましたが、それも虚しく、亡くなってしまいました。
死因については大方、コロナウイルスによる肺炎であるとの見方が強いようですが、志村さんに持病などは見られなかったそうです。
志村けんさんが死去
東京都内の病院に入院をしていた、タレントの志村けんさんが亡くなりました。70歳でした。
志村さんは3月17日に倦怠感があったために、自宅で静養をし、その2日後の19日には発熱・呼吸困難などの症状が出ておりました。
3月20日、重度の肺炎であると診断された志村けんさんは、そのまま入院をし、PCR検査を受けることに。
3月23日には新型コロナウイルスに陽性であると判明。25日に所属事務所の「イザワオフィス」が感染を公表し、大きな話題となりました。
所属事務所が志村さんの感染を公表した後は、「症状が安定している」や、「重篤な状態」など、様々な憶測が飛び交い、芸能界初のコロナ感染者であるだけに、その注目度は非常に高いものでありました。
そして公表してから5日後の30日、志村けんさんが死去したことが明らかとなったのです。
志村けんさんの死因に注目が集まる!持病がないにも関わらず…
新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、入院をしていたという志村けんさん。
重度の肺炎と診断されたわけですが、直接的な死因は何だったのでしょうか?
日刊スポーツなどが報じた情報によれば、志村けんさんの死因は新型コロナウイルスによる肺炎であるということが言われておりました。
しかしながら、志村けんさんには持病などは見当たらず、体調も良かったということが報じられております。
一般的に、新型コロナウイルスが悪化するケースとして、持病などがある人が当てはまると言われておりますが、志村けんさんにはそれが見当たらなかたっということです。
突然の訃報にネット上からは、
「死因がはっきりとコロナウイルスって書かれてないのは気になるな」
「志村けんの死によって何も考えずに『コロナこわすぎ!』って風潮になるのだけは勘弁。新型に限らず肺炎は死因No.4に君臨するからね」
「嘘でしょ?身内ではないけど、本当にコロナが死因だったら悔しいすぎる」
などの意見が寄せられております。
厚生労働省の発表によれば、コロナウイルスに関係なく、日本人男性の死因の第3位は肺炎であると公表されております。(女性をあわせた総数でも肺炎は第4位)
また、肺炎はインフルエンザや風邪などにかかった後に、重症化するケースが多く、免疫機能が低下していたり、体力が衰えている高齢者などが発症するそうです。
志村けんさんの場合、新型コロナが最初がきっかけとなって肺炎を発症し、亡くなったと考えると、その脅威は恐ろしさは人ごとではないでしょう。
大御所芸能人のコロナによる死去であるだけに、その衝撃は計り知れません。
(文:服部慎一)