19日、木村拓哉さんと、工藤静香さんの長女であるCocomiさんが、モデルデビューすることが明らかになりました。
Cocomiさんといえば、これまでフルートの演奏者として、数々の有名な大会で優勝してきた経歴の持ち主。
モデルデビューした後、Cocomiさんはフルートを続けていくのでしょうか。
Cocomiがモデルデビュー!音楽家としてフルートは続ける?
19日、女性ファンション誌「VOGUE JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の5月号の表紙を、木村拓哉さんと工藤静香さんの長女・Cocomiさんが飾ることが明らかになりました。
妹であるKokiさんが2018年にモデルデビューしたことから、Cocomiさんのデビューも囁かれていましたが、ここまで芸能活動はしてきませんでした。
それというのも、Cocomiさんは「音楽家」という一面を持っているからです。
3歳でバイオリンをはじめ、11歳になるとフルートを習い始め、木村さん同伴で海外遠征に行くなど本格的に音楽を習ってきたCocomiさん。
高校も音楽科を設立している高校へ進学し、フルートで輝かしい成績を収めてました。
高校生最後となった昨年には、国内最高峰の大会「日本奏楽コンクール」で準グランプリを獲得しています。
そんなフルート奏者として、音楽科として将来を期待されているCocomiさんですが、モデルデビューと同時にフルート奏者を辞めるわけではないよう。
むしろ、高校を卒業した現在、さらに本格的にフルートの技術を学んでいく予定だと言われています。
Cocomi、モデル業は副業?なぜこのタイミングでデビューした?
ではなぜ、Cocomiさんはこのタイミングでモデルデビューを決意したのでしょうか。
もちろん、高校を卒業したからということもあるとは思われます。
しかし、国内屈指のフルート奏者ともあれば音楽業界から引く手数多で、モデル活動をしている暇などないはずです。
そこには、世知辛いフルート奏者の現実がありました。
まず、フルート奏者を含め、楽器の演奏する職業というのは、プロとして活躍できる場所が限られているのです。
フルートを演奏するのならばオーケストラの団員などが思いつきますが、オーケストラが団員を募集するのは、稀なこと。
さらに、仮に団員になれたとしても平均年収は500万円ほどと、そこまで高収入ではないというのが現状です。
そのため、フルート奏者として専念することに、Cocomiさんは不安を感じたのでしょう。
そこで、「木村拓哉の娘」として話題性もあり、収入が見込めるモデルになることを、決意したのかもしれません。
これが本心ならば、モデルが副業という贅沢な選択ですが、それもCocomiさんの家庭環境が作り上げた1つの魅力でしょう。
これからのCocomiさんの活躍が楽しみです。
(文:有馬翔平)