11日に放送された「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系列)。
上京したての女性の、お部屋探しを手伝う同番組に、山口県から羽田国際空港に就職する女性が出演。
しかし、大学の奨学金を支払ってる上、両親へ仕送りをしていることが明らかになり、視聴者から様々な意見が寄せられています。
なぜ、両親への仕送りが、注目を浴びているのでしょうか。
上京ガール、親への仕送り3万円?視聴者「大丈夫?」
11日夜に放送された「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系列)。
東京に出てきたばかりの女性の、部屋探しを手伝うことが主旨の同番組。
この日、出演したのは大学を卒業し、羽田国際空港のグランドスタッフに就職が決まったAさん。
Aさんの部屋に対する希望は、「職場から近い」、「家賃が7万円ほど」というものでした。
通常、他の上京ガールが部屋を探す場合は、4、5万円の部屋を希望します。
しかし、Aさんはその倍近くある「7万円」。
これには、「家賃補助」という理由がありました。
Aさんの職場である羽田国際空港は、最寄りの路線「京急空港線」沿いであれば、3万5千円の家賃補助を支給するよう。
そのため、家賃7万円の部屋に住んでも、家賃補助で3万5千円で住むことができるのです。
最終的に、Aさんが借りた部屋は「7万3千円」の部屋。
家賃補助を使用すれば、「3万8千円」の部屋と、羽田空港の周囲だけでなく、全国的にも格安の物件に。
しかし、ここで視聴者はAさんの「ある行動」に注目します。
Aさんは、お金を包んで両親へ仕送りを出したのでした。
しかも、その額「3万円」と家賃補助で浮いたお金と同等ほどありました。
さらに、Aさんは大学の奨学金の返済もしており、こちらも月3万円。
家賃と合わせると、Aさんは10万円近い額を、毎月支払わなければならないことに。
この様子を観ていた視聴者は、
「毎月10万円ってきつくないか?」
「親も仕送り断ればいいのに」
「仕送りは、せめて奨学金を払い終えるまで待つべきでしょ」
と、Aさんの両親へ批判の矛先を向けていました。
現在、大卒の平均年収は19.5万円と言われています。
Aさんは、その月収の半分以上を返済や家賃などに充てなければならず、さらに食費や光熱費を考えると、貯金も十分にできない可能性は高いと思われます。
両親が仕送りを催促しているのか、それともAさんが自発的に行っているのか、放送からはわかりませんでしたが、仕送りは生活が落ち着いてから考えても遅くはないのでは?
(文:有馬翔平)