20日に放送された「ぽかぽか」（フジテレビ系列）。
ゲスト出演をしたタレントの伊集院光さんの差別とも捉えられる発言が物議を醸しています。
番組では伊集院さんの発言をめぐり、アナウンサーが謝罪をしています。
伊集院光「彼が寿司を持ってきたら嫌だなぁ」発言で岸本アナが謝罪
20日に放送された「ぽかぽか」（フジテレビ系列）。
ゲスト出演をしたタレントの伊集院光さんのとある発言をめぐり、同局新人アナウンサーの岸本理沙アナが謝罪をする場面がありました。
この日、同番組ではフードデリバリーのアルバイトに従事をしている若手芸人が、配達をする中で一度は食べてみたいというグルメを紹介する新企画「どれ呼ぶイーツ」を放送。
合計3組の芸人がさまざまなグルメをプレゼンし、スタジオの出演者からの得票数が一番多かった商品が実際にフジテレビがあるお台場までデリバリーされるという斬新な企画となっていました。
2組目に登場したのは、同番組のMCハライチと同じ事務所「ワタナベエンターテイメント」に所属をするお笑いコンビ「ドンココ」の大久保裕オーサーオロナさん。
芸歴2年目の大久保さんは「僕は横浜市出身です。親父がナイジェリア人で、お母さんが日本人ですね。」と、中継先から自己紹介。
すると伊集院さんが突拍子もなく「彼が寿司運んできたら嫌だなぁ。」と、イジリをみせました。
これには「関係ないです！寿司も運ばせてください」と、ツッコミを入れた大久保さん。
伊集院さんもマズイと思ったのか「そうだよね！そうだよね！それは分けちゃいけないよね？」と、訂正をしていました。
番組はエンディングに差し掛かりCMが明けると岸本アナは、「先ほど『どれ呼ぶイーツ』のコーナーのスタジオにて、外国人の方に対する配慮にかける表現がございました。お詫びするとともに、訂正させていただきます。申し訳ございませんでした」と、1秒ほど深々と頭を下げて謝罪。
なお、伊集院さんは岸本アナの謝罪の様子を笑顔で見守っていました。
伊集院光、ハーフ芸人への発言が物議
ナイジェリアと日本のハーフである大久保裕オーサーオロナさんに対し「彼が寿司を運んできたら嫌だ」と、笑い難いイジリを披露した伊集院光さん。
この発言にはネット上から、
《伊集院光さん、ハーフの芸人さんに「彼に寿司を持ってきてもらうのは嫌だなぁ」と言って、引いたわ》
《どう考えてもヤバいのに、なんでわざわざ言うたんや》
《伊集院ほんと最低。差別発言する人出てるぽかぽか見れない……。若手芸人の方すごい頑張ってたのにな、サラッとそんなこと言ってしまう人がいるのは悲しい》
《欧米なら局から永久追放モンだろ？》
《思いっきりヘイト発言で草》
などのコメントが寄せられ、物議を醸しています。
伊集院さんの発言に悪気があったとは思いませんが、生放送である以上は誤解されるイジリや発言は避けるべきでした。
（文：服部慎一）
