画像:時事
先週、佐々木宏氏が担当していた東京オリンピック開会式の演出に、タレント・渡辺直美さんの容姿を侮辱するような演出を提案していたことが発覚した問題。
組織委員会会長・橋本聖子氏が生出演した23日の「とくダネ!」(フジテレビ系)で、この騒動にコメントを求められたメイプル超合金・カズレーザーさんがコメントを拒絶するシーンがありました。
カズレーザー、渡辺直美の容姿演出へコメント拒絶「資格はない」
23日、組織委員会会長・橋本聖子氏が生出演した「とくダネ!」(フジテレビ系)で、先週佐々木宏氏が東京オリンピックの開会式に、タレント・渡辺直美さんの容姿を用いた演出が侮辱的だと批判されたことに対しメイプル超合金・カズレーザーがある「態度」を示しました。
渡辺さんにブタの格好をさせて登場させようとした演出を提案していたことが発覚し、演出チームを辞任した佐々木氏。
先週もこの問題を取り上げた同番組で「何とも思ってないと思いますよ」と渡辺さんの心境を推察したカズレーザーさんでしたが、この日改めてコメントを求められると「あー…」と言葉を詰まらせました。
そして「この件に関しては、渡辺さんに対して僕は侮辱する側に立ってしまった人間なので、あまり言葉を発する資格はないとは思いますね」とし、「申し訳ないです」と渡辺さんへ謝罪の言葉を口に。
「そうだったの?」と先週とは異なる様子のカズレーザーさんに、番組MCの小倉智昭アナウンサーも驚きの表情。
さらに「そうですね。配慮が足りなかったとは思います」と再度反省の弁を述べるカズレーザーさんに対し、「その受け止め方は人次第だと思います。表現の問題もあろうかと思います」とフォローしていました。
突然の謝罪に「カズレーザーが正解」
先週の発言とは異なり、東京オリンピックの演出騒動へ突如謝罪の言葉を口にしたカズレーザーさん。
その謝罪発言の裏には、渡部直美さんが先週発信したライブ映像が影響しているのだという。
「カズレーザーさんが『何も思ってない』と発言した19日の午後、渡辺さんはYouTubeのライブ配信を行い今回の演出騒動に言及しました。するとそこで『絶対断るし、批判もする』と、カズレーザーさんの発言を意識したようなコメントを述べたんですよ。カズレーザーさんの謝罪は、この渡辺さんのコメントから来ているのかもしれません」(芸能ライター)
渡辺さんからの反発があったことにより、この日謝罪したと思われるカズレーザーさん。
ただ、今回の謝罪を番組を観ていた視聴者は、
「カズレーザー、渡辺直美を侮辱する側に回ってしまったてのを認めたのは良かった」
「カズレーザーさん、容姿侮辱問題について『僕は侮辱する側だったんで何も言えない』とハッキリ言ったのホレてしまうな。多くのタレントは共演した際に容姿イジリをしていたはずだし、それを隠さなかったのはすごい」
「カズレーザー正直やな。自分が侮辱する側だったことから逃げないで向き合うことは大事」
「カズレーザー正解だな。誰も批判できないだろ。本人以外は」
などと、前向きに捉える声が。
渡辺さん本人による声明発表後、即座に謝罪しコメントを差し控えたカズレーザーさん。
軽はずみな発言を反省、謝罪する態度は、視聴者の目に好意的に映ったようです。
(文:有馬翔平)