画像:時事
80年代、アフリカでライオンに噛まれるなどして大ケガを負いながらも芸能界に復帰したタレント・松島トモ子さん。
3日に「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に登場すると、現在100歳を迎えた実母に包丁を持って負いまわされるなど壮絶な認証介護を告白しました。
松島トモ子「『一緒に死にましょう』って」壮絶な介護生活を明かす
3日、80年代にライオンに噛まれ大ケガを負ったことで話題になったタレント・松島トモ子さんが「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に登場し、5年になる実母の介護生活について明かしました。
過去、母とともに同番組に出演した松島さん。
「それからつるべ落としのようにひどい認知症になりましてね」と直後に母の体調が悪化したことを明かすと「うちの場合は幻視、見えないものが見えるようになりまして」と、病状がひどいことも口に。
さらに、介護生活は壮絶を極め「それから非常に凶暴になりまして、私につかみかかって首を絞めようとしたりね。ある日は包丁を持って追いかけられたりしてくるんですよ、『一緒に死にましょう』って」とも。
「ライオンに襲われる松島トモ子、今度は実母に襲われるとかね」とジョークを飛ばした松島さんでしたが「そんなになってもまだ、母が病気であることを認められない」と心境も吐露。
しかし100歳を迎えた実母は「医師から「好きなことをさせてあげてください」と言われているようで霜降り牛肉、ウィンナーソーセージなど望むものを与え、また「前はなんでも一人でやらなきゃいけないと思ってた」という介護生活も、ヘルパーに依頼して「訪問入浴サービス」などを受けていることにも言及しました。
老老介護の現実に「言葉が出てこない」
壮絶な実母の介護生活を明らかにした松島トモ子さん。
以前発売した書籍に関しても「本を書いている時は自由だった」、「ドアを開けたら『息が止まっていてくれたらいいな』と思うことも1度や2度あった」と、執筆中の状況を赤裸々に語りました。
松島さんの介護生活に番組を観ていた視聴者も絶句。
「ちょっとバカにして面白いって言っている人、同じことできるのかな?75歳で100歳の親の介護って立派過ぎる。ものすごいことだよね。体力もいるしお金もかかることだよね。泣きそうになりました」
「結構バカにしている人がいて驚いた。介護なんて自分に関係ないとでも言いたいのかな」
「松島さんの話引き込まれた…笑って話すから重く受け止められないような感じがするけど、内容は壮絶だよ」
「扉を開けたら息が止まっててほしい…こんなの介護経験者じゃないと言えないよね」
「アカン…涙が出てきた」
などと反響が。
自身も75歳と高齢の松島さん。
その老老介護の現実に言葉を失う視聴者が多発したようです。
(文:有馬翔平)