画像:時事
1999年から22年間続いた放送に幕を降ろすことが明らかになった「とくダネ!」(フジテレビ系)。
番組終了が明らかになった直後の13日の放送では、番組MCの小倉智昭アナウンサーが視聴者へメッセージを送るシーンがあり、とあるジャニーズグループのファンに動揺が走ることになりました。
小倉智昭、「とくダネ!」放送終了について視聴者へメッセージ
13日、22年間という番組の歴史に幕を降ろすことが明らかになった「とくダネ!」(フジテレビ系)で、番組MCの小倉智昭アナウンサーが番組終了にコメントを発信しました。
「同一MCの番組」としては日本テレビ史上最長の情報番組となった同番組。
そのMCの席に長年座り続けてきた小倉アナは「今日のスポーツ紙で大変大きく取り上げていただいたんですが、『とくダネ!』が足掛け22年、3月いっぱいで終了することになりました」と、この日の放送終了間際に番組終了への思いを切り出しました。
さらに、この日は放送開始当初の映像も公開され、当時の出演者だった佐々木恭子アナウンサー、笠井信輔アナウンサーと並び、在りし日の自分の姿について言及。
「本当にみなさんには長い間ご覧いただいたんですが、後ろの映像を観ますと、20年前の服というのはダブダブの服を着るのが流行していたんですよ。古い感じがするよね」、「むしろ大病してるんじゃないかと思うほど、今私は細いんですけども」と冗談をほのめかし、スタジオの笑いを誘う場面も。
そして、「次のキャスターの人にこのポジションを譲って、新たなる番組をスタートしてもらうのがいいのかなと思っている」と番組終了への心境を吐露。
「ちょっと保身に走るきらいがあって、病気してからネット情報とか見るようになっちゃいまして、そうするとやっぱり『老害じゃないか』とか、『ボケてきたんじゃないか』と言われるのがキツイんですよ。お年寄りの政治家なんかを見ると、やっぱりダメなのかなと少しは思うようになりました」と、高齢になったことにより自分の考えにも変化があったことが、MCの席を譲る決意を固めたと告白。
しかし、最後には「ただ残りはありますから!騒ぎます!」とカメラに向かって宣言し、最後まで小倉節を貫いていました。
小倉智昭、「とくダネ!」の勇退にあのジャニーズファンがショック…
小倉智昭アナウンサーから放送終了の説明がなされた13日の「とくダネ!」。
しかし小倉アナの言葉に、あるジャニーズグループのファンから悲鳴が上がることに。
「朝からショックを受けている」
「活動休止のショックもまだ抜けきっていないのに…言葉にならない」
「戻ってきたら小倉さんのところがいち早く取り上げるんだろうなって思ってから、なんか番組が終わるのが信じられない」
「やめないで!」
「活動休止と聞いた時と同じくらいの衝撃だよ」
「ハワイのデビューも最後の対談も、ずっと活動を追ってきてくれた番組だったから終わってしまうのはすごくさみしい」
ショックを受けたと口々に叫んでいるのは、昨年末で活動休止を迎えた嵐のファン。
では、嵐と「とくダネ!」の関係とは一体どのようなものだったのか。
「『とくダネ!』はいち早く嵐のデビューを流した番組です。番組だけでなく小倉アナが嵐の番組に出演するこも度々あり、昨年末の『VS嵐』最終回直前に嵐のメンバーと小倉アナの対談を4日連続で放送。互いに誕生日プレゼントを送っていたことも明らかにされていました。それだけ嵐と所縁のあった番組ですから、ファンもショックを受けたのでしょう」(芸能ライター)
活動休止した嵐と親交のあった小倉アナ。
番組が終了しても、嵐メンバーとの交流をどこかで目にしたいものです。
(文:有馬翔平)