画像:時事
26日に放送された「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系列)。
同番組のコメンテーターであるカンニング・竹山隆範さんが、新型コロナウィルス関連を報道するメディアの批判を展開。
番組MCの安藤優子さんとの言い合いに発展しましたが、視聴者からは「とにかく黙って」と、辛らつな声が寄せらました。
視聴者が呆れた、そのワケとは?
カンニング竹山、メディア批判で安藤優子と凄まじいケンカに…放送終了前にストレス全発散か?
26日午後に放送された「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系列)。
この日、同番組のコメンテーターであるカンニング・竹山隆範さんが、メディアの報道の仕方について安藤優子キャスターと対立する場面が。
問題となったのは、経済的ダメージを負った商店、山口もえさんの陽性反応など新型コロナウィルスに関する報道を伝えた直後でした。
「メディアの伝え方を変えていかないと、状況は変わらない」
竹山さんは、芸能界で感染者が出た、地方でクラスターが発生したなど、連日の感染状況をメディアが伝えることで、差別を助長していると考えている様子。
すると、竹山さんの意見に安藤さんから異議が。
「指定感染症っていう前提があるから、こういう(差別など)問題が起きているのでは?」
メディアのせいで差別が起きていると主張する竹山さんと、メディアが報道しなくても差別が起こりやすかったと主張する安藤さん。
お互いの意見がぶつかり合い、次第に舌戦へと発展していきました。
最後は安藤さんが折れる形で議論は終了しましたが、ヒートアップした竹山さんに一部始終を観ていた視聴者は不満を抱いた様子。
「竹山が正論かもしれないけどさ……わめきすぎじゃない?」
「竹山がうるさい!番組替える!」
などと、竹山さんに「言い過ぎ」だという意見が続々と寄せられました。
中には、9月末に番組終了することに絡めて、「番組終了前にストレスを解消してるのか?」と疑う声まで。
コメンテーターでは、冷静な意見が高評価を得ている竹山さん。
しかし、この日の放送は珍しく熱くなってしまったようです。
相次ぐメディア批判…あのコメンテーターも
安藤優子さんとメディア批判で対立した竹山隆範さん。
しかし、メディアの報道の仕方について疑問を抱いているのは竹山さんだけではありません。
同日放送された「とくダネ!」(フジテレビ系列)でも、社会学者・古市憲寿さんが、竹山さん同様にメディアの報道を危惧するコメントを口にしました。
しかし、竹山さんとは異なり、視聴者から「良く言った」と称賛を受けた古市さん。
一体、竹山さんと何が違ったのでしょうか。
古市さんはメディアを批判する前置きとして、「僕も散々言ってきたのですが」と、自身がメディア側にいることをハッキリとさせました。
しかし、竹山さんの場合はそのような前置きがなく、自身もメディア側であるにもかかわらず批判を展開したことから、「おまえが言うな」と反感を買ってしまったのでしょう。
ただ、内部で相次ぐメディア批判。
報道各社の中で何かが変わろうとしている兆しなのかもしれません。
(文:有馬翔平)