文:服部慎一

杉村太蔵「あまりにも処分がキツすぎる」ジャニーズ退所の手越祐也を擁護も…「論点ズレてる」と炎上

杉村太蔵

画像:時事

22日放送された「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系列)

同番組では、先日ジャニーズ事務所との契約解除が報じられた手越祐也さんについて特集されましたが、その議論で熱くなった杉村太蔵さんの論点がズレているとして、注目が集まっています。

杉村さんはどのような発言をしたのでしょうか。

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杉村太蔵「あまりにも処分がキツすぎる」退所した手越をめぐり議論が白熱も…視聴者「論点ズレてる」と、炎上

22日放送された「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系列)

同番組では、19日にジャニーズ事務所との契約が解除された手越祐也さんに関する話題を特集。

手越さんをめぐっては、先月12日に、週刊文春によって女性スキャンダルが報じられたことがきっかけで退所に追い込まれています。

記事によれば、緊急事態宣言が発令され、外出自粛が呼びかけらている最中の4月中旬に、手越さんが複数人の女性たちとパーティをしたという内容でしたが、これを事務所がほぼ事実と認め、これまでに、ジャニーズ総勢76名による期間限定ユニット「Twenty★Twenty」(トニトニ)への参加が見送られるという措置が取られていました。

そして、5月中旬より芸能活動を自粛していましたが、事務所との協議の結果、契約の解除に至っています。

同番組でも、手越さんの緊急事態宣言下での「外出」が争点となり、様々な議論が交わされますが、中でもヒートアップしたのが杉村太蔵さん。

緊急事態宣言下での外出が「決して褒められることではない」との前置きの後、「ちょっとあまりにも処分がキツすぎるのではないか?というのが、僕の率直な感想です」と述べます。

そして杉村さんは、一般企業に今回のケースを当てはめた場合に、ジャニーズ事務所が下した処分がキツすぎるとした上で、「会社に勤務している社員が、要請を破って夜飲みに行った…。それが分かった時に『お前出社停止だ』と、こんなことが一般の会社で許されますか?」と語気を荒げ、持論を展開。

スタジオでは、杉村さんの意見を多少は認めつつも、一般の会社とジャニーズの大きな違いは「公益性」だと主張。

さらに、世の中にステイホームを呼びかけている組織(ジャニーズ事務所等)と、タレント契約をしていたにも関わらず、それを裏切る行為をしたら一般の会社よりは処分が重くなって当然であるとの見解を示します。

しかし、杉村さんは「酷だな〜」と終始納得がいっていない様子でした。

これにはネット上からも、

《手越の擁護もするつもりないし、事務所の味方でもないけど、杉村太蔵みたいな浅はかな考えのヤツらがいるから終息しねぇんだよ》

《杉村太蔵、論点ズレすぎじゃね?的外れすぎて黙ってほしい》

《処分が厳しすぎるって、手越は今までもこういう事して事務所に散々注意されてたんだろ》

《杉村太蔵はなんであんなに擁護してるんだ?自粛中飲みにでも行ってたのか?》

《何言ってんの?おまえみたいな奴がいるから夜の街の感染者がなくならないのだ》

《擁護しすぎてて意味不明》

といった辛辣な意見が相次ぎ、ネット上では炎上する事態となりました。

 

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ジャニーズ事務所の判断は、厳しすぎるのか?

ジャニーズ事務所の処分について、あまりにもキツすぎるという主張を繰り返した杉村太蔵さん。

同番組でもたびたび論点となっていましたが、この問題を語る上で大切なのがタレントの「公益性」です。

国会議員や公務についてる人を「公人」と呼びますが、広く影響力があるという意味では、芸能人も公人であると定義でき、公益性が発生します。

ましてや、ジャニーズ事務所のトップアイドルであった手越さんが、外出自粛が呼びかけられていた中で、夜な夜なパーティをしていたとなれば、糾弾されても無理はありません。

一般の方やファンが、「手越くんが外出しているから自分もいいだろう」と思ってしまえば公益性が悪影響を及ぼしますし、ジャニーズ事務所全体で「ステイホーム」を訴えいていただけに、事務所の意に反する行為をしてしまえば「契約解除」はやむを得ない決断と言えます。

それに対して、一般企業を引き合いに出し「厳しすぎる」という持論を展開した杉村さんは、論点がズレているという指摘がされても、無理はありません。

杉村さんのようなワイドショーのコメンテーターには、建設的な議論が求められます。

(文:服部慎一)