(※画像はイメージです)
・アニメ「SLAM DUNK」の赤木剛憲や、「ジャングルの王者ターちゃん♡」の梁師範、「BLEACH」の握菱テッサイなどの声で知られる声優の梁田清之さんが、21日、亡くなっていることが明らかとなりました。
・梁田清之さんと生前から親交のあった声優・真殿光昭さんがTwitterで報告。
・梁田清之さんの死因については明らかとなっておりませんが、病気などが関係しているのでしょうか。
梁田清之さん、死去 享年57
アニメ「SLAM DUNK」の赤木剛憲や、「ジャングルの王者ターちゃん♡」の梁師範、「BLEACH」の握菱テッサイなどの声で知られる声優の梁田清之さんが、21日、亡くなっていることが明らかとなりました。
梁田さんと生前から親交があった声優・真殿光昭さんが同日、自身のTwitterを更新。
「友人の梁田清之君が逝去されました。彼はフリーだったため奥様の御意向により、僕が代わってここに声優業界関係者の皆様並びに彼のファンの皆様にご報告させて頂きます」と報告をしており、「線香をあげ、弔わせて頂いた今でも信じられない思いですが、心より梁田君のご冥福をお祈りさせて頂きます」としていました。
突然の訃報であるだけに、ネット上からは
《え、まじか⁉︎ 先日ある収録で声を聴いたばかり… ご冥福をお祈りいたします。》
《驚きました!言葉になりません。まだまだ若いのに・・・。梁田さんのご冥福を心よりお祈りいたします。》
《えっ…そんな… わたしは、デビューアニメ作品ではじめてお会いして、少し前にもスタジオでお見かけして… 心がついていきません》
《えっっっっ!!!! なんで????? えっっっっっ????? あんな屈強なイメージの梁田君が… 信じられない》
《お辛いなか、ご報告ありがとうございます。 大きな身体、あたたかく深いお声、本当に素敵な先輩でしたのに、早すぎますよね。 心よりご冥福をお祈りします》
などの悲しみの声が寄せられています。
梁田清之さんのプロフィール
名前:梁田 清之(やなだ よしゆき)
生年月日:1965年5月10日
出身:東京都練馬区
血液型:O型
所属:フリー
身長:168cm
体重:80kg
梁田清之、声優。東京青二塾五期生。1987年にテレビアニメ「シティハンター」に声優としてデビューを果たすと、翌年には「鎧伝サムライトルーパー」で、鬼魔将朱天役を演じ人気を獲得する。
その後、転機となったのは1993年〜1996年の間に放送されていた人気アニメ「SLAM DUNK」。
同作品では、主人公・桜木花道の高校及びバスケットボール部の先輩であり、同部のキャプテンで絶対的存在かつ精神的支柱の赤木剛憲役を熱演。
低く、重厚な声質が特徴だった梁田さんは、赤木役がどハマりしブレイクを果たす。
以降は、数々の作品に出演をしており、「名探偵コナン」ではキャメル捜査官役など、その声質から唯一無二の存在として作品にはなくてはならない貴重な存在となっていた。
梁田清之さん、死因は病気?キャメル捜査官の今後はどうなる?
梁田清之さんの死因とは何だったのでしょうか。
フリーとして活動をしており、所属事務所に入っていないため、その死因については発表されることはなく、現在のところは不明です。
また、梁田さんと同じく声優の倉田雅世さんは自身のTwitterにて、「少し前にもスタジオでお見かけして」と、最近まで元気だったことを報告しており、ますます死因については謎が深まるばかりです。
えっ…そんな…
わたしは、デビューアニメ作品ではじめてお会いして、少し前にもスタジオでお見かけして…
心がついていきません
お知らせ、ありがとうございます
ご冥福をお祈りいたします— 倉田雅世*倉嶋らむね [公式] (@nejimakiya521) November 21, 2022
一方、作品を見ていた視聴者からは梁田さんの声質の変化を指摘するコメントも。
《梁田清之さん、キャリア途中で明確に声質が変わってしまった声優さんなんだけど》
《声優好きには有名な話かもしれないが 極端に声が変わった例もある 佐々木望さんや梁田清之さんがそう》
《一時期から声が出づらい?のか声質が変わった感じがあったから喉系の病気だったのかなぁ》
声質が変わったという指摘は2014年頃からされており、梁田さんの声優キャリアの中である時期より変化があったのでしょう。
梁田さんの死因については公表されていないものの、喉の病気やがんなどが原因で亡くなった可能性も考えられます。
一方で、現在も放送されており老若男女から絶大な支持を得ている大人気アニメ「名探偵コナン」(読売テレビ系)ではキャメル捜査官役を演じていた梁田さん。
物語に頻繁に登場するわけではありませんが、FBI捜査官という役割上、同作品の映画やFBIが関連するストーリーには必ずと言っていいほど出演をする重要人物で、物語には欠かせないピース。
そんなキャメル捜査官を演じていた梁田さんが亡くなったことを受け、「キャメル捜査官どうなるの?」などの心配の声も寄せられています。
おそらく今後は、代役を立てての収録となるかと思いますが、57歳というあまりにも早い死に関係各所は驚きを隠せないことでしょう。
梁田さんのご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
(文:服部慎一)