画像:時事
・1日に放送された「うたコン」(NHK総合)。
・歌手の氷川きよしさんが出演しました。
・年内いっぱいで活動休止することもあり、デビューしてからの映像を振り返ると氷川さんは号泣。ネットには様々な書き込みが寄せられています。
氷川きよし、『うたコン』で突然号泣
1日に放送された「うたコン」(NHK総合)に歌手の氷川きよしさんが出演しました。
氷川さんはこの日、艶やかな伸びたヘアスタイルににこやかな笑顔を浮かべきらびやかな水色の衣装で登場。
まるで宝塚歌劇団の男役のような出立ちは、ステージをいっそう華やかな雰囲気とします。
氷川さんは、年内で活動休止に入るということもあり、今までの軌跡を振り返るべく「NHKの映像で振り返る氷川きよし『初めて』特集」が映し出されることに。
若かりし頃の初々しくやや緊張の面持ちながらも堂々と歌い上げる、デビューしたての映像が流れると、その目には涙がうっすらと浮かんで見えます。
氷川さんは、何度も目をしばたたかせながら自身の過去の映像に見入り、あっという間に目から大粒の涙が。
しかし「本当、多くの皆さんに応援していただいて」と話すと言葉を詰まらせ「歌わせていただいて感謝の気持ちでいっぱいですけど。すみません。皆さんのおかげです」と、涙声で懸命に思いを伝えます。
しかし、この日、披露する曲のイントロが流れると涙を消し去り、見事な歌唱力で観るものを夢の世界へ誘う氷川さん。
ネットには
《思わずもらい泣きしそうでした》
《ここまでずっと頑張ってきたんだから。もう好きにさせてあげたらいいじゃない》
《歌手ではなくタレントになれば良いのに》
《復帰して好きな歌を歌ってほしい》
《ビジュアルの変化がねえ‥共感する人も減っているだろう》
《自分を取り戻すためにお休みは必要》
など、休養に入る氷川さんを慮る声のほか叱咤激励の書き込みが寄せられました。
氷川きよし、パワーアップして戻る日を待つ!
今回、テレビカメラの前で声をつまらせ大粒の涙を見せた氷川さん。
同日、自身のインスタグラム を更新した氷川さんは「今日は休養前の最後のうたコンでした。私、泣いてごめんなさい。昔はみんなに応えたくて必死だったなあって。映像みて自分な感じしない(以下省略)」と綴りました。
氷川さんは、演歌を歌う爽やかな好青年の出で立ちで成功を収めます。
しかし、2019年ごろから派手なアイメイクを施し、イヤリングをつけ見間違いかと思うほどにインパクトのあるイメチェンを果たし、新たな自分への挑戦を我々に披露するように。
そして、心境の変化があったのか「自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたい」という本人の意向により、休止期間を設けずに2022年12月31日をもって活動休止を発表しました。
端正な顔立ちから「演歌界の王子」として中高年の女性から熱狂的な支持を得ていた氷川さんの大胆なイメチェンを、暖かく見守る層がいる一方で、受け入れられない人も一定数いたよう。
音楽のジャンルも、当初の演歌からロックへと表現方法が変化していったようですが、氷川さん本人は「音楽はみな一緒、(表現は)今までと同じ延長上」ととらえていながら、一説には「演歌を歌いたくなかった」と思っていたなどとまことしやかにささやかれています。
ファンの期待に応えようと無我夢中だった20代や30代を経て、徐々に心と体の均衡を失い、今では立っているのもやっとなのかもしれません。
自身の過去の映像を見て、自分と乖離した印象を抱いたとのことですから、心身ともに疲れており限界が近いとも見て取れます。
番組では「歌は私にとって人生です。歌があったからここまで生きて来れました。これからも歌とともに生きて参ります。でも、ちょっとだけお休みを頂きます。またお会いできるのを楽しみにしています」と語った氷川さん。
年内はステージを走り抜け、その後、ゆっくりと静養してさらにパワーアップした氷川さんが見れる日を楽しみにしています。
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(文:Quick Timez編集部)