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・17日に自身のツイッターを更新したお笑い芸人の永井佑一郎さん(アクセルホッパー)。
・うつ病の状態が悪化の一途を辿っているようで、藁にもすがる思いで助けを求めています。
・それでも前進を止めない姿勢にフォロワーからは温かい言葉が寄せられています。
永井佑一郎、10年以上うつ病を患っていることを告白
17日に自身のツイッターを更新したお笑い芸人の永井佑一郎さん(アクセルホッパー)。
この日の投稿では「【告白】楽になりたくて、今の僕のことを書かせて貰いました」とほっこりと照れ笑いしている絵文字とともに切り出します。
お笑い芸人として良くない事としながらも「僕はうつ病です」、「安定剤は10年以上飲んでいる」と長年にわたりうつ病であることを明かした永井さん。
仕事に支障をきたすほどの状態になったのはここ2年ほどだそうで「睡眠薬を飲んでも眠れない」、「心が追いつかない」、「今はちょっと辛くて、日々の記憶もあまりなくて、助けて欲しいのが本音」、「楽になりたい」と、深刻な状態であることを訴えています。
「お笑いを諦めるとかを1ミリも思った事がなく」と、お笑いへの強い思いを持ちつつも、「ほんの少しだけ揺らいだ」と、一線を退くことも視野に入れつつあることを告白。
最後には「お笑いを全力でやれる日が来てほしい」、「いじって貰えたら嬉しいです!」と、芸人として歩みを止めない締め方に、フォロワーからは
《とにかく休んで欲しい》
《自分からのヘルプシグナルをちゃんと汲み取れた、とっても偉い!!》
《大事なのは永井さん自身》
《本当にお笑いが好きなんだなーと伝わってきました。尊敬します》
《こうやって気持ちを吐き出す事が大事》
など、温かいメッセージがたくさん寄せられました。
うつは「心の風邪」!誰でもなる可能性はあり
今回、長年うつ病を患っていることを告白した永井さん。
芸歴25年目になる永井は、これまで仕事を休んだことはなかったと記述が見られるも「こないだ仕事をストップして欲しいとマネージャーに伝えてしまいました」と語り「こないだ救急車に運ばれてしまいました」と赤裸々に現状を綴りました。
「うつ病」は一般的に考えられているよりもはるかによく見かける病気で、10人に1人は一生涯の中で患うほどポピュラーなもの。
うつ病は「心の風邪」と表現されることがありますが、それは多くの人が罹患する可能性が高いということを意味します。
身体的な検査では問題や症状が見つからないために「怠け病」といった心ない言葉をかけられる時もありましたが、「うつは心の風邪」というキャッチコピーが広く出回った効果もあったのか、うつ病への誤解や偏見はかなり少なくなってきたような昨今。
もちろんうつ病の症状は風邪とは比較にならないほどに辛く苦しいものです。
生活への影響は甚大で「食欲減退」、「眠れない」、「ずっと続く倦怠感」など誰しもが経験のある症状であることからうつ病の症状とは思わず治療に移行しないことで、結果的に悪循環へと陥り気づいた時には極めて深刻な状態になっていることも。
永井さんはもはや「心の風邪」から「心の骨折」あるいは「脳の炎症」状態にまで症状が進んでおり、いわば「風船が破裂した状態」だけに、修復は極めて困難なのが実情。
「甘えです」と記した永井さんですが、同じうつ病経験者からは「発信できたことが大事」と大きな前進であることを指摘されました。
芸能人でもうつを告白した人は多いですが、復帰した際のインタビューを拝読すると周囲からの支えが克服に大きな影響を与えることは間違い無いよう。
ファンはいつも永井さんのお笑いを待っているので、まずはゆっくり休んで無理せずに続けてほしいものです。
【告白】
楽になりたくて、今の僕の事を書かせて貰いました☺️ pic.twitter.com/N2qU7isYSz
— 永井佑一郎(アクセルホッパー)∮リズムプランナー∮ (@ZERUBEX69) October 17, 2022
(文:Quick Timez編集部)