画像:時事
23日に放送された「火曜サプライズ」(日本テレビ系列)。
元SMAPの中居正広さんが出演しました。
番組内で中居さんがSMAPに対する思いを口にし、ファンらが歓喜する一幕がありました。
一体、どのような発言があったのでしょうか。
中居正広の「SMAPは実家」発言にファン歓喜
23日に放送された「火曜サプライズ」(日本テレビ系列)。
元SMAPの中居正広さんが出演しました。
この放送回を持って最終回を迎える同番組。
最後のゲストとして登場した中居さんですが、12年間という長きに渡りMCを務めたタレントのウエンツ瑛士さんを労おうと、タレントで同番組でMCを務めたヒロミさんと共にバラエティ番組に対する思いを様々に語ります。
その中で中居さんは「アイドルは6年周期、バラエティは8年周期」という自身の経験を踏まえ、全盛期はそれ以上に長い事はないと言葉を述べます。
番組が終わる事で、自分は必要とされていないのではという思いにとらわれているウエンツさんに対して、グループで活躍していた中居さん自身と個人で奮闘しているウエンツさんは捉え方が違うと前提を述べた上で「僕には(SMAPという)実家があるから、実家に寄っかかって活動している」と、今でもSMAPが心のよりどころである事をしみじみと話しました。
この発言を受けて、視聴者は
《実家って言ってて嬉しい》
《今はそれぞれ家を出て独立してるから「実家」って感覚ピタリとくるね。中居くんすごいな。》
《多くの日本人に揺るぎないものなんだって事が伝わる表現。》
《過去形で言わないところに泣いている》
《いつでも帰れて心落ち着くのが実家のいいところ。みんなで集まろうよ〜 おかえりって言う日待ってるよ》
《早く6人が実家に集まれますように》
など、ファンだけではなく、中居さん自身もSMAPを心のよりどころにしている発言に嬉しさを覚えた視聴者からの書き込みが殺到しました。
解散から4年経つ今でも「SMAP」を求める声が止まない理由
2016年の年末に解散し、4年の歳月が経ったSMAP。
メンバーは、今ではそれぞれの道を歩んでいます。
ですが、折に触れて世間をにぎわせる「SMAP」という言葉。
SMAPが残してきた並外れた実績はもちろん、それと同時に「今ここにSMAPがいてくれたら」という心の底からの願いの表れです。
SMAPの存在感が日本人の中でこうも大きな理由は「日本が直面した問題」に、真剣に向き合ってきたからではないでしょうか。
SMAPが活躍した平成の時代は、それまで確かだと思われていた日常が脅かされ始めた時代とも言えます。
グループの存続危機とも言える様々な苦難がありながらも、自立したエンターテインメント集団として、私たちに理想の共同体を見せてくれ、寄り添うようにメッセージを送り続けてくれたSMAP。
例えば、今月11日に放送された「音楽の日」(TBS系列)の放送終了後、Twitterの日本のトレンドに「SMAP」がトレンド入りを果たしました。
「やっぱり全員揃った所が見たい!」「SMAPって偉大ですね」「いつ集まってくれますか?」と再結成を願って病まない声が殺到。
元号は平成から令和に変わっても、不安な社会状況が続いているからでしょう。
むしろその不安は、昨年から世界的に流行している新型コロナウィルスにより、一層深刻になってさえいます。
コロナ禍の出口が見えない中で、私たちの不安は募り続けており、終息したとしても元からあった私たちの不安が全て解消される保証もありません。
このような状況下で、どんな困難に直面しても、アイドルとしてエンターテイナーとして貫いたSMAPの存在を求めてしまうのはある意味、必然なのでしょう。
私たちの心の中はいつまでもSMAPと共にあり続けるのかもしれません。
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(文:Quick Timez編集部)