画像:時事
3月22日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)。
この日は当番組の新CMがWeb上で公開されたことが公式発表されました。
しかし、そのCMの内容が酷すぎると視聴者からは批判が殺到。
「報道ステーションのCMつくった人、時代遅れって感じ」「この内容で本当に良いと思ったの?」など厳しい意見が集まり、炎上する事態となりました。
どのような内容だったのでしょうか。
「ジェンダー平等は時代遅れ」、報道ステの新CMがWeb上で公開
3月22日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)。
この日は当番組の新CMがWeb上で公開されたことが公式発表されました。
その内容というのが、若い女性が友人に語り掛けるように話すという動画。
その女性は、「会社の先輩、産休あけて赤ちゃん連れてきてたんだけど、もうすっごいかわいくって。どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」と、今話題の『ジェンダー平等』について触れながら笑っています。
続けて、「化粧水買っちゃったの。もうすっごいいいやつ。それにしても消費税高くなったよね。国の借金って減ってないよね?」と、一見雑談のような内容の中に消費税問題を含めるなど、社会風刺のような内容のCMとなっていました。
最後に「こいつ報ステ見てるな」というテロップが映し出され、「女性が報道ステーションを見ているおかげで、最近の社会問題に詳しい」ことをPRするような内容のものでした。
CMはテレビ朝日公式Youtubeで30秒版が、公式Twitterでは15秒版がそれぞれ公開され、視聴者の注目を集めました。
「酷すぎる内容」「若者を馬鹿にしている」 CMの内容に視聴者からは批判が殺到
今回新しく公開された「報道ステーション」のWebCM。
その内容に、公開直後から批判が殺到しているようです。
「『ジェンダー平等』を時代遅れっていうけど、育児しながら働き続けることができる社会を作るのがジェンダー平等じゃないですか」
「これ作った人が時代遅れって感じ」
「不愉快極まりないなこれ」
「報ステのCM、母性信仰、ルッキズム、エイジズム、ミソジニー(バックラッシュ)に溢れててすごい」
「報道ステーションのCM、哀れさを感じるほどの出来。あれにOK出したテレ朝内トップは誰なのか。」
「酷すぎる内容ですね」
など、『ジェンダー平等』を時代遅れと発言した内容に指摘する声が続出。
また、若い女性がニュースについて軽い口調で話す内容であったことから、
「女性キャスターを常に若く、見た目も華やかな人を選び続けてるだけある報道ステーションらしい女性蔑視が溢れてますね」
「若い女性がニュース見ていて日常会話の中で政治経済社会の話題を話すことが、どうしてCMネタになるわけ? 若い女性がニュース見てることに「意外性」があるとでも?」
「同じCM、出演者を男性にして作れますか?」
「女性に『ジェンダー平等とか時代遅れ』と言わせるグロテクスさ。」
「女の子が『こいつ』呼ばわりされてるところをいきなり提示されるとギョッとする」
「男はいっつもこういう目線で女をバカにしながら生活してますというメッセージを受け取りましたが? 」
など、「女性軽視」ではという指摘も相次いでいるようです。
この炎上を受け、現時点では当番組の公式からの弁明や謝罪は出されていませんが、是非とも適切な対応を取ってほしいものですね。
(文:Quick Timez編集部)