文:Quick Timez 編集部

フジ『空中サバイバル』、番組中にCMを挟みすぎて視聴者ウンザリ「内容よりCMの方が多い」

フジテレビ

画像:時事通信フォト

7日に放送された特別番組の「超絶!THE空中サバイバル」(フジテレビ系列)。

この日、同番組では異常なまでにCMを挟み、また同じ場面を繰り返す構成で視聴者から批判が殺到しました。

一体、どのような放送内容だったのでしょうか。

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「空中サバイバル」、CMを挟みすぎて視聴者うんざり「引っ張り過ぎ」

7日に放送された特別番組「超絶!THE空中サバイバル」(フジテレビ系列)。

世界中で起きた事件・事故の中でも、パラグライダーやドローンから飛行機・戦闘機まで、空中を飛行する飛行体が活躍したものだけにスポットを当て、再現VTRと実際の映像を基に深く掘り下げていく3時間。

冒頭では、私たちの身近にある飛行物にまつわるVTRが続々登場。

人生初のスカイダイビングで興奮中の女性に起きたテンションだだ下がりのハプニングや、ソファからキッチンまで何でも空に飛ばしてしまうというパラグライダーインストラクターの男性の紹介など、視聴者にはスリルを体感してもらいつつクイズを交えながらテンポよくすすみます。

しかし、実際に起きたハラハラする旅客機事故について特集が移るとそれまでのテンポから一転、一気にCMの多い構成に。

飛行機が離陸し、空の旅を楽しもうと乗客がくつろぎ始めた矢先に何の前触れもなくコックピットのフロントガラスが吹き飛び、機長が外に投げ出されるという衝撃VTRが流れ、視聴者は固唾を飲み、その後の展開がどうなるのか見守っているところへ長いCMが入ります。

CMが明け、気を取り直して先ほどの行く先を注視すると、またストーリーが少し戻り、離陸画面から流されるなど終始その様子で番組が進行します。

MCをお笑い芸人のかまいたちが務めるという事もあり、そのコメントやゲストとの絡みを期待していた視聴者も多かったようですが、あまりに稚拙な番組構成に

《フジTV「空中サバイバル」見てた。CMを挟んで同じ場面の繰り返し、少しずつは進んでいくが、うんざり》

《15分くらいの内容をCMだけで1時間ひっぱった。素晴らしい番組》

《The空中サバイバルCM多すぎな。4分CMで3分番組はやばい》

《空中サバイバル、いや、さすがに伸ばしすぎやろ。内容よりCMの方が多いやんけ》

《空中サバイバルじゃなくてCMサバイバルにしろや》

など、CMが多い事に対する批判が殺到しました。

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いわゆる「CMまたぎ」にイライラする視聴者

現代のテレビは大容量かつ簡単に録画できるため、見たい番組を全て録画視聴する事も当たり前の時代になってきました。

もちろんそれはCMを飛ばして見られるというメリットから、視聴者にはとても助かる機能です。

しかし、テレビCMはまだまだ広告の花形。

見る人を惹きつけるため、絶えず新しい表現方法が組み込まれ、見ごたえがあるものが実に多いものです。

番組制作する上で、スポンサーの力が必要なのは理解します。

しかし、一番注目するシーンで「続きはCMの後で!」などと、水を差す形とも受け取られかねない形でCMなど挟まれると興ざめしてしまうのもまた視聴者側の心理です。

あくまで視聴者の第一の目的は番組を楽しむ事です。

制作側には、その点を忘れずに番組を制作してもらいたいものです。

(文:Quick Timez編集部)