画像:時事
8日に放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系列)。
魚類学者でタレントのさかなクンが出演し、水族館部の部員から魚以外の相談を受け、その回答に称賛が相次ぎました。
一体、どのような番組内容だったのでしょうか。
「深イイ話」、さかなクンが相談者にした回答が素晴らしいと話題に
8日に放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系列)。
魚類学者でタレントのさかなクンが出演し、日本にたった一つしかないレア部活・水族館部の部員とリモート対談をしました。
部員らから魚の繁殖についてやウツボを飼育している水槽のレイアウトのコツなど、専門的な質問にも持ち前の知識で分かりやすく伝えるさかなクン。
出演者らがその知識と回答の分かりやすさに舌を巻く中、生まれてこのかた痩せた事がないと悩む女子高生からの相談があったさかなクン。
魚以外の質問にたじたじになりながらも「僕から見たら十分素敵です。みんながみんな、ほっそりしてたりですね、みんながみんな同じだったら、つまんないですよ!ほっそりした魚もいれば、くねくねした魚もいれば、がっしりした魚もいて、面白いです。」など、そのままの姿で問題ないということを魚を交えて見事なアドバイスをする姿勢に、視聴者からは
《さかなクンお見事〜》
《なにあの回答。見習いたい》
《善人すぎて泣いた》
《なんでも答えてくれる》
《勇気づけてくれる姿勢が嬉しい》
など、そのまっすぐなアドバイスに心を打たれた視聴者が続出しました。
さかなクン、その謙虚な人柄は内向型の模範
恥ずかしがり屋でおとなしい性格、運動は苦手、クラスに必ず1人はいる、静かで目立たないタイプの男の子だったというさかなクン。
典型的な内向型タイプだった少年時代のようですが、魚好きが高じて魚に関する仕事が次々と舞い込み、今では魚類学者として様々な活動をしています。
「ギョギョッ」や「おはようギョざいます」など生活や身の回りにあるものを全て魚で彩るさかなクン。
一風変わっていますが、吹奏楽部内でいじめられていた友人のそばにいてあげた自身のエピソードと、魚たちを小さい水槽に大量に入れたらいじめが発生してしまう経験を「いじめ」と結びつけ「小さな世界に入れられるとどうしてもいじめが起きる。それは人間も魚も同じ。でも世界はもっと広い。居場所を見つけてみよう」という文章が大きな反響を得るなど、その人柄は実直で誠実そのもの。
魚を通して人生を豊かにしているさかなクンだからこその回答に、深く納得した視聴者たち。
是非またさかなクンに相談するコーナーを放送してほしいものです。
(文:Quick Timez編集部)