文:Quick Timez 編集部

声優・森川智之、『深イイ話』の発言に視聴者困惑「地上波なのにいいの?」「ゴールデンでマズイだろ」

森川智之

画像:時事通信フォト

1日に放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系列)。

声優としてトム・クルーズの専属吹き替えや『クレヨンしんちゃん』の2代目・野原ひろし役、『鬼滅の刃』で産屋敷耀哉役など幅広い役柄を演じている森川智之さんがゲスト出演しました。

番組内でBL(ボーイズラブ)について特集がされ、それに対する発言をした事から視聴者の間で波紋が広がっています。

一体、番組内で森川さんはどのような発言をしたのでしょうか。

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声優・森川智之、「深イイ話」の発言に視聴者困惑「地上波なのにいいの?」

1日に放送された「深イイ話」(日本テレビ系列)。

番組では新企画「声優養成所デビューへの道」として、声優養成所「アクセルゼロ」に密着しました。

指導する側として登場したのは、「声優界の帝王」と呼ばれる森川智之さん。

森川さんはトム・クルーズ(58)の専属吹き替えをはじめ、『クレヨンしんちゃん』の2代目・野原ひろしや『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉など幅広い役柄を演じてきています。

中でも、「BL声優の帝王」と呼ばれるだけあり、BL関連で出演作品は600作以上。

自身でも「BL界を盛り上げましたからね」と自負するほど。

そこで、番組スタッフが「コージー(※今田耕司さんの愛称)に愛をささやいていただくことはできますか?」とお願いをします。

森川さんは「コージーに対して愛をささやく?」と一瞬の戸惑いを見せたものの、そこはさすがのベテラン。

「コージー、おかえり。今日ね、僕が腕によりをかけて肉じゃがを作ったんだ。ちょっと冷めちゃったからチンするね。コージー食べて……俺の肉じゃが」と愛をささやき、今田さんは「キュンです!」と返していた。

まさか地上波のゴールデンタイムで、BL(ボーイズラブ)に関する話題が放送されると思わなかった視聴者からは

《BL界の帝王と呼ばれてた森川さんがついにはTVでもそう呼ばれる時代なのか…》

《地上波でしかもゴールデンタイムで堂々とBL界の帝王ってパワーワードが出てくるとは》

《地上ではBLっていいの?》

《ゴールデンではマズイだろ》

《ゴールデンタイムでBLを取り上げるとは!せめて深夜だったらよかったのに》

《深イイ話見てたけど急にBLとか言うからびっくりしてリビングから逃げた腐女子です》

など、戸惑いの声が多く見られました。

一方で、歓喜したファンも多かったことから、「俺の肉じゃが」がツイッターのトレンド入り。

森川さんの口元がアップになるなど、セクシーな演出に視聴者からも、

《今後俺の肉じゃがというタイトルのBL作品でてもおかしくないね》

《俺の肉じゃがトレンド入りwwwさすが帝王www》

《はぁ… 俺の肉じゃが最高すぎる!!》

《BLを地上波のゴールデンタイムで流すことができる令和すごいね》

《BL界の帝王という単語を地上波で見る日が来るとは…》

《地上波でBL界の帝王を聞くなんて予想もしてへんかったな》

など、驚きつつも大盛り上がりする一幕もありました。

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市民権を得つつあるボーイズラブ市場

ボーイズラブまたはBLとは、日本における男性(少年)同士の同性愛を題材とした小説や漫画などのジャンルの事で、1990年代中盤から後半にかけてから使用されるようになってきた用語です。

BL関連の日本の市場規模は、オタク市場に限れば215億円(2012年)など、市場としては発展しているジャンルです。

かつてはコアなジャンルと認識されていたものの、近年は『おっさんずラブ』(2018年)、『きのう何食べた?』(2019年)(共にテレビドラマ、『きのう何食べた?』は漫画原作あり)等のヒットにより、一躍メジャーとなり市民権を得てきた感があります。

2020年現在は地上波テレビ、実写映画、アニメーション作品などで広く人気を集めていますが、まさかのゴールデンタイムのトーク番組でBLについて言及した発言があるとは思わなかった視聴者。

この企画は長期密着のため、今後ほかの声優たちが出演する可能性も大。

BL・声優ファンにとってはしばらく見逃せない展開が続きそうです。

(文:Quick Timez編集部)