画像:時事
新型コロナウィルスの新規感染者増加に歯止めがきかない状況に、緊急事態宣言が出される見通しが立った1都3県。
その情報を伝えた5日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、番組MCの羽鳥慎一アナウンサーがコメンテーターの見解に鋭い一言を放ちました。
羽鳥アナのコメントに視聴者も大盛り上がり。
「痛烈すぎる」、「腹抱えて笑った」などと反響が相次いだ、羽鳥アナの一言とは一体どのようなものだったのでしょうか。
羽鳥慎一「早くやって」田崎史郎の責任擦り付け合いにバッサリ…鋭い一言にスタジオも苦笑い
5日、緊急事態宣言が今週半ばにも発令される見通しとなった首都圏1都3県について取り上げた「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、番組MCの羽鳥慎一アナウンサーが発令までの裏側をバッサリと切り捨てる一幕がありました。
今月2日、緊急事態宣言の発令を政府に要請した小池百合子東京都知事ら首都圏の知事。
政府は要請について消極的な姿勢と報道されていたものの、昨日急展開を迎え今週半ばにも早ければ緊急事態宣言を発令する検討に入ったことを発表しました。
この日、同番組の議題に挙げられたのは昨日飲食店へ出された「午後8時まで」という営業時短要請について。
緊急事態宣言発令の可能性を楯にするように営業時短要請が出たことに、政治評論家・田崎史郎氏が「小池都知事が政府に肩の荷を半分預けた」と、小池氏が自身の責任を政府に「肩代わり」させた見解を言葉にすると、慶応大学・中村牧子氏が「時短要請は年末から指摘されていた。遅すぎた」と補足。
そして、田崎氏は「小池氏が時短要請をやらなかった。後手に回ったのは小池氏」と批判を展開したのです。
この田崎氏の見解に、それまで2人のコメントに耳を傾けていた羽鳥アナ、「どっちでもいいんですけど、早くやってほしい思います」と初めて口を開きました。
議論に終止符を打った羽鳥アナの一言に、スタジオの出演者からは苦笑いが。
その後、番組コメンテーター・玉川徹氏から「飲食店の経営者は営業時短に踏み込むきっかけが欲しいと思っている。そのためには都道府県知事の言葉ではなく、もっと上の言葉が必要」と、改めて政府から緊急事態宣言が発令される必要性が上がりました。
羽鳥慎一、田崎史郎斬りに視聴者大盛り上がり!「まるでコント」、「素晴らしい」と称賛相次ぐ
田崎史郎氏の「後手に回ったのは小池百合子東京都知事」と責任の所在をめぐる発言について、「どっちでもいいから早くやってほしい」とバッサリ切り倒した羽鳥慎一アナウンサー。
この羽鳥アナの身も蓋もない「早くやって」発言に、番組を観ていた視聴者が反応。
「羽鳥さんの『どっちでもいいから早くやって』は笑ったwww本当その通りだよ」
「羽鳥さんナイス!責任のなすりつけ合いやっとる場合か!」
「まるでコントだった。田崎がボケで、羽鳥がツッコミね」
「相変わらず政府と東京都でゴタゴタやってるのね…ふざけてるのか?」
「ほんとにどっちでもいいよ…国民のために働いてもらいたいものだ」
などと、羽鳥アナのコメントを支持する発言が多数集まりました。
年が明けても新型コロナウィルス新規感染者は横ばいどころか増加傾向にあります。
現状を見れば責任を擦り付けている場合ではないことは火を見るよりも明らかで、羽鳥アナの「どっちでもいいから早くして」はまさに至言なのでしょう。
(文:有馬翔平)