画像:時事通信フォト
12月31日に放送された「RIZIN.26」(フジテレビ系列)。
同番組では湘南乃風・若旦那さんが国家「君が代」を斉唱する場面があったのですが、あまりにも音程を外してしまったため、「放送事故」との指摘が相次ぎました。
湘南乃風・若旦那、「君が代」を歌うも大幅に音程を外す事態に…視聴者「国歌で遊ぶな」「放送事故」
12月31日に放送された「RIZIN.26」(フジテレビ系列)。
毎年、大晦日に放送されている同番組は、総合格闘技やキックボクシングなどの対戦を生放送する番組で、那須川天心選手や、堀口恭司選手、RENA選手などの人気選手を輩出していることでも知られています。
この日の放送では、「炎上系YouTuber」として知られるシバターさんが「魔娑斗二世」と呼ばれるHIROYAさんと対決したり、朝倉海選手と堀口恭司選手が対決するなど、見所が盛り沢山な内容。
格闘技好きにはたまらない試合だということで、試合会場のさいたまスーパーアリーナには大勢の観客が集まり、大晦日の夜を楽しんでおりました。
また、毎年フジテレビ系列で生中継されているため、TVの前で同番組を視聴する方がいるのも特徴です。
様々な対戦に釘付けとなる中、視聴者からの注目を一番集めたのは、国歌斉唱の場面。
大事な国歌斉唱を務めたのは、4人組の音楽ユニット「湘南乃風」の若旦那さん。
2018年からは本名の新羅慎二としてもソロ活動しており、実力派のアーティストとしても知られています。
リング中央で堂々と歌い始めたのですが、音程があまりにも外れており、視聴者からは
《若旦那の国歌独唱、下手すぎて今までの人生で一番やべぇな》
《今回のRIZIN、いっぱい見どころあったんだけど、若旦那の音痴すぎる君が代に全部持ってかれた感ある》
《いや、国歌下手すぎねーか?こんなに外れるもんなの?》
《若旦那の歌う国歌がもはや”笑ってはいけない君が代”だった。国歌で遊ぶな》
《若旦那の君が代マジで声デカイだけだった。外し具合が放送事故です。》
《湘南乃風って4人中2人はでかい声で歌ってるだけだと思ってたが、やはり若旦那って人の君が代が酷かった》
といった、意見が寄せられていました。
国歌斉唱は難しい?数々の有名アーティストも苦戦を強いられる
視聴者から「下手すぎる」という意見が寄せられてしまった、若旦那さん。
しかし、過去にはコブクロの小渕健太郎さんなどが国歌斉唱を披露した結果、「音痴」「下手すぎ」という声が上がり、波紋が広がったことがありました。
国歌斉唱というのは、基本的に大観客の前でアカペラで演奏をします。
人気アーティストであれば、大観客の前で歌を披露することは慣れているとは思いますが、それでも、イベントでの国歌斉唱であるため、自分のファンではない人が聞いていることがあります。
こうした状況によって緊張することがあると思いますし、アカペラという伴奏なしの状態が緊張に拍車をかけるのでしょう。
実際に若旦那さんの国歌斉唱を聞いてみましたが、静まりかえった会場でアカペラで独唱しているため、音程などのズレが目立ってしまった印象でした。
そうはいうものの、国歌斉唱は上手い下手ではなく、国のために忠誠を誓うその姿勢が評価されるべきでしょう。
(文:服部慎一)