画像:時事通信フォト
今年一番インターネットで検索されたコンテンツに贈られる「Yahoo!検索大賞2020」について紹介した13日の「サンデー・ジャポン」(TBS系)。
その放送で、映画部門にアニメ「鬼滅の刃」が輝いたことを取り上げ次に流行するであろうマンガがピックアップされました。
しかし、その内容にアニメファンが大激怒。
「これはダメじゃない?」、「バカにしてる」などと怒りの声が上がった、その放送の内容とはどのようなものだったのでしょうか?
TBS「サンデー・ジャポン」、「鬼滅の刃」の次に来る作品を紹介!「ネクスト鬼滅」になり得るアニメとは一体?
13日、今年最もインターネットで検索されたコンテンツに贈られる「Yahoo!検索大賞」を取り上げた「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、視聴者の間で物議をかもすシーンが。
問題となっているのは、今年10月に映画が公開されたアニメ「鬼滅の刃」が映画部門で大賞を取ったという放送でのこと。
コミックスの売り上げを連載していた「週刊少年ジャンプ」(集英社)史上最多となり、LiSAさんが歌う主題歌は数々の賞を受賞するなど影響を及ぼした同作品。
この日、その「鬼滅の刃」に続く「ネクスト鬼滅」として、現在「週刊少年ジャンプ」で連載されアニメも放送されている「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」が紹介されたのです。
放送ではアニメに詳しいとされるかまいたち・山内健司さんが登場し、連載開始直後に「来たな」とブレイクの予感を感じ取ったと告白。
山内さんの予想通り現在、「呪術廻戦」は「鬼滅の刃」の流行に迫るいきおいで人気を増し、書店では最新刊が入荷してもすぐに完売してしまうなど品薄の状態が続いており、日本を飛び越えフランス・パリでも同様の現象が起きているのだとか。
しかし放送では「呪術廻戦」の唯一の欠点だとして読みづらさを指摘、番組MCの太田光さんが「主題歌をきゃりーぱみゅぱみゅが歌ったら大変」とコメントして笑いを誘っていました。
「サンデー・ジャポン」の放送にファン大激怒!「失礼」、「頭おかしい」などとクレーム殺到する事態に
現在、社会現象を巻き起こしているアニメ「鬼滅の刃」の次に来る作品として「呪術廻戦」を紹介した13日の「サンデー・ジャポン」。
しかしこの放送直後、「ネクスト鬼滅」という表現にアニメファンが眉をひそめることに。
「どっちの作品にも失礼」
「ネクスト」という表現に「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」の両作品を対立させるような意図を感じ取った視聴者。
次々と批判の声が上がり、
「内容に触れないでこういう変な取り扱いをするクソテレビ」
「鬼滅の刃の引き合いに出される呪術廻戦がかわいそう。何よりそれを流す神経を疑う」
「鬼滅の刃を呪術廻戦も売れているのだし、『ネクスト』っていうのはどっちの作品にしても失礼な表現だと思う」
「なんでも鬼滅に結び付ければいいってことじゃないだろ」
「サンデー・ジャポンは人気に便乗したいだけだろ。素人は黙っとれ」
などと、批判が殺到し炎上状態に発展しました。
放送から半日ほど経過した現在、なお「ネクスト鬼滅」というワードは多くのファンによって書き込みが続けられSNSでのトレンドワードにランクインし続けています。
「サンデー・ジャポン」はとんでもない地雷を踏みぬいてしまったようです。
(文:有馬翔平)