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元TOKIO・山口達也さんが略式起訴されたことを取り上げた20日の「ひるおび!」(TBS系)。
その最中、番組コメンテーターである弁護士・八代英輝氏が口にしたコメントに注目が集まっています。
「不安なのは……」と八代氏が山口さんに疑いをかけていることとは一体?
八代英輝「まだ本当のことを言っていない」山口達也へ『疑問』ぶつける…供述内容に不安を告白
20日、元TOKIO・山口達也さんが略式起訴され、アルコール依存症の治療のため入院することを取り上げた「ひるおび!」(TBS系)で、番組コメンテーターである弁護士・八代英輝氏の発言に注目が集まりました。
今年9月、東京都内で乗用車に追突する交通事故を起こした山口さん。
駆け付けた警察官の取り調べにより呼気から基準値をはるかに超える0.75mgのアルコールが検出され逮捕、一昨日に略式起訴されていました。
この日、放送では昨日付けで報道関係者に公表された「再度専門医のご指導を仰ぎ、これ以上信頼を裏切ることがないように努めて参ります」という山口さんのコメントが紹介されると、八代氏は「アルコールも薬物と同じで、家族の支えと社会的な地位を得ることが重要な要素」とコメントを口に。
しかし、八代氏には山口さんへある「懸念」があるよう。
「ちょっと不安なのは、0.75という高い基準値に比べて、(山口さんが申告した)飲んだ量が少ない。だからまだ本当のことを言ってない部分があるのではないか」、「本当の言ってないのならアルコールに対して真摯に向き合えていないのではないか」と、逮捕時に供述した内容と事実が矛盾していることを指摘。
ただ、山口さんへ疑問を投げかけらながらも、「きっちりと治していただきたい」と社会復帰へ期待を寄せました。
0.75mgのアルコールとは?焼酎でいえば…
山口達也さんがアルコール依存症の治療に専念することに、疑問を抱いた八代英輝氏。
では、「本当のことを言っていない」と八代氏が疑問を呈した「0.75mg」とはどれほどの数値なのでしょうか。
通常、酒気帯び運転と呼ばれる基準は「0.15mg」から罰則が科せられ、「0.25mg」で酒酔い運転となります。
山口さんの呼気から検出された0.75mgという数値は酒気帯び運転の基準の5倍、これはアルコール度数25%の焼酎を600mlほど飲んでから5時間経過した数字だといいます。
すると、麦焼酎「5,6杯」に「9時間程度」経過していた山口さんの供述とは大きく異なっているのです。
既にアルコールが体の中で飽和状態であった可能性もある山口さん。
専門医の元で社会復帰は果たすことができるのでしょうか。
(文:有馬翔平)