画像:時事通信フォト
新国立競技場で開催された「アラフェス2020」について報じた4日の「とくダネ!」(フジテレビ系)。
その放送中、コメンテーターの社会学者・古市憲寿さんが口にした一言が嵐ファンの間で波紋を広げることに。
古市憲寿、「アラフェス」唯一の不満を告白…新国立開催への疑問にファン「バカにしてる?」と激怒
昨晩、東京・新国立競技場で開催された「アラフェス2020」について報じた3日の「とくダネ!」(フジテレビ系)。
新型コロナウィルスの影響で観客は動員せずオンライン配信のみとなった今回、しかし視聴者の数が500万人以上、経済効果は一晩で300億を記録したとも言われています。
同番組のコメンテーターである社会学者・古市憲寿さんも、「アラフェス2020」を視聴したファンの一人。
「湿っぽいライブじゃなくていつも通りのライブ。それが逆に良かった」
今年いっぱいで活動休止を明らかにしている嵐ですが、古市さんの目にはラストを感じさせないもので満足度の高いものだったよう。
ただ一つ、古市さんには不満な点が。
「無観客なら国立でやる必要があったのかなって。もっと小さい所でもよかったって思った」と、新国立競技場での開催に疑問を投げかけたのです。
すると、この発言に番組を観ていた嵐ファンが激怒。
「は?何言ってんの?」
「バカじゃないの。国立は嵐の聖地だって言ってるじゃん!」
などと反発が相次ぎました。
その後、メンバーである松本潤さんの言葉を用いて「いつかお客さんを入れて国立でライブしてほしい」と嵐ファンの一面をのぞかせた古市さん。
しかし、余計な一言で虎の尾を踏んでしまったようです。
過去にも炎上…ファンが国立競技場へ寄せる信奉心
国立競技場での開催でなくてもよかった発言で、批判の矛先が向いた古市憲寿さん。
過去にも、国立競技場でのライブ開催を巡って嵐ファンの行動が話題になったことがありました。
それは14年、国立競技場建て替えの直前に「誰が旧国立競技場のラストをステージに立つのか」というトリを巡って発生した問題。
当時、AKB48がトリを飾るという予測が立てられると、嵐ファンが反応し「国立は嵐の聖地」と攻撃を開始したのでした。
それまで6回のライブを国立競技場で行ってきた嵐、そのためファンは国立を聖地として見ているのだそう。
古市さんの発言は触れてはいけない、いわゆる「タブー」な話題だったのかもしれません。
(文:有馬翔平)