画像:時事通信フォト
29日に放送された「Nスタ」(TBS系列)。
同番組では、同日ひき逃げなどの疑いで逮捕された俳優・伊藤健太郎容疑者について報じたのですが、今年4月にも事故を引き起こしていることが明らかとなり、波紋が広がっています。
伊藤健太郎容疑者、ひき逃げ容疑で逮捕「気が動転していた」と供述
29日、俳優の伊藤健太郎容疑者がひき逃げなどの疑いで逮捕されていたことが明らかとなりました。
伊藤容疑者は28日午後6時ごろ、東京都渋谷区・千駄ヶ谷にある交差点で男女2人が乗るバイクと接触したものの、現場から一時逃走。
事故を目撃していた後続車が伊藤容疑者の車を追いかけ、現場に戻るように説得したといいます。
伊藤容疑者は「当時は気が動転していた。パニックになってしまった」と供述。
バイクに乗っていた女性は足の骨を折るなどの重症、男性は腕に軽い傷を負うなどの被害に遭われました。
報道各局ではドライブレコーダーの映像も公開されており、現場から立ち去る様子も確認できます。
目撃者の情報によれば、伊藤容疑者は当時、悪びれる様子もなかったとのことから、事故直後の伊藤容疑者の対応について批判が寄せられています。
伊藤健太郎容疑者、4月にも物損事故を引き起こす…「常習性」を疑う声も
伊藤健太郎容疑者の逮捕の報道を受け、29日の放送で真っ先に特集をした「Nスタ」(TBS系列)。
現場や、移送先の警視庁湾岸警察署から中継を結び、最新情報を伝えていきました。
その中で番組は、今年4月に東京都・文京区車両同士の事故を引き起こしていることを報道。
同番組によれば、伊藤容疑者は今年4月、文京区大塚にある春日通りの路上で車を運転中、接触事故を起こしたとのこと。
前を走行していた車を追い越そうと右車線に車線変更をした際、伊藤容疑者の車の左側のサイドミラーが前の車の車体に接触したのだそう。
物損事故だっためでしょうか、この事故の際には自ら110番通報をしていた模様。
過去にも車で事故を起こしていたことが報じられると、ネット上では「常習性があるのか?」と疑う声も。
さらに、「物損事故は通報して、人身事故で通報をしない意味が分からない」や「人身事故はなぜ通報しない?」と、今回のひき逃げに納得がいかないといった意見も見受けられました。
本人の供述では気が動転していたとのことですが、今後の捜査では「なぜ逃走したたのか」や「諭されて現場に戻ったのか」、「自分の意思で戻ったのか」が争点となりそうです。
(文:服部慎一)