文:有馬翔平

『スッキリ』特集、『履歴書の写真』の在り方に賛否…近藤春菜の一言にファン騒然「その通り」

近藤春奈

画像:時事通信フォト

就職活動の必須アイテムである履歴書から、証明写真をなくす署名活動が13日、「スッキリ」(日本テレビ系)で紹介されました。

しかし、その内容に視聴者からは賛否が。

その中、番組コメンテーターのハリセンボン・近藤春菜さんが放った一言に注目が集まっています。

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「スッキリ」特集、履歴書の写真の在り方に賛否…近藤春菜の一言にファン騒然「その通り」

「スッキリ」(日本テレビ系)が13日の放送で特集した、履歴書から証明写真をなくす活動。

複数の発起人によって始まった署名活動は2週間足らずで1万を突破、8日には1万2000ほどの署名が厚生労働省に提出されました。

「見た目ではなく、能力や適性で判断するべき」

履歴書の写真で面接にすらたどり着けない人物も多いようで、同番組が上場企業を対象に調査を行ったところ、実に7割の企業が顔写真が選考に影響すると回答しました。

新型コロナウィルスによって変わりつつある就活事情、しかし放送を目にした視聴者からは賛否が相次ぐ事態に。

「写真撮るのがめんどくさい」

「本人確認のためにも必要でしょ」

就活を受ける側からすれば手間のかかる証明写真、しかし一方で採用側からは本人確認の他、服装などのマナーが備わっているか確認する基準でもあると言います。

議論が巻き起こる中、番組コメンテーターのハリセンボン・近藤春菜さんがある画期的な提案を口にしたのです。

「選択できるようにすればいい」

近藤さんが提案した方法、それは就活生側に証明写真を使用するか否か、選ばせるということ。

見た目で判断されたくないという意見もあれば、見た目を重視してほしいという意見もあるとし、見た目を一つの「才能」だとコメントした近藤さん。

この新しい履歴書の在り方に、「その通り」、「好感が持てた」と称賛が集まっていました。

 

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すでに証明写真を排除している企業も

履歴書の証明写真をなくす活動に賛否が発生していますが、すでに証明写真を就活生に求めない企業も出現しはじめているのだそう。

「スッキリ」が取材を行ったのは、食品やコスメ商品などを展開する「ユニリーバ・ジャパン」。

欧州を中心に多国籍企業ですが、同企業は証明写真のほか、性別を排除し、さらに苗字だけを履歴書に記入するよう指示していました。

またユニリーバ以外でも実行はされていないものの、「KDDI」ではセクシャルマイノリティに配慮した対応、履歴書を作成しているコクヨでも性別欄を廃止する検討が始まったと言います。

ただ、就活生からすれば性別や証明写真以上に、「手書きを止めて欲しい」、「スーツはいらない」など要望はたくさんある様子。

今後、就活事情は大きく変わっていくのかもしれません。

(文:有馬翔平)