(※画像はイメージです)
15日、ヨーロッパを中心に売り上げNo.1を誇るというイギリスのプロテインメーカー「マイプロテイン」が、商品に異物が混入していたことを受け、謝罪をしました。
しかし、その謝罪が言い訳がましく、反省していないとして炎上する騒ぎとなっています。
「マイプロテイン」、商品に異物混入で購入者から報告「大量の虫が…」
今月11日、Twitterで一般の方が「マイプロテイン」に関するツイートをし、多くの反響が寄せられました。
その投稿には「『マイプロテイン』のサイトで買ったプロテインバーから大量の虫が生きたまま出てきました」とつづられており、これを受けて「気持ち悪い」「もう、私も捨てました」などのコメントが寄せられる事態に。
「マイプロテイン」はイギリス・マンチェスターにあるオンライン小売事業を展開する会社で、スポーツ栄養食品やフィットネスウェアなどの製造および販売を行っている企業。
日本では特に、プロテイン関連の商品が人気であり、圧倒的なコストパフォーマンス加え、質の高い製品であることから、愛用者もたくさんいるのも事実です。
問題の異物混入の商品は、同社が展開する「カーボクラッシャー」というプロテインバーの一種で、当該ツイートには虫と思しき姿が大量に映し出されていました。
この他にも被害者はいるようで、「中には生きている虫が飛び出してきた」という報告まで。
日本でも人気ブランドである「マイプロテイン」であるだけに、波紋が広がっています。
「マイプロテイン」大量の虫混入で謝罪も…「反省してない」「言い訳がヒドイ」と炎上
大量の虫が入っていることで、物議を醸していたマイプロテイン。
同社は15日、公式サイトを通じて「お知らせとお詫び」という書面を公開。
異物混入について謝罪をしました。
しかしそこには、目を疑うような文言が。
「独立した第三者機関がこの問題を調査した結果、問題の製品が輸送中に発生した事故であると判断しました。」
「調査の結果、製品の欠陥は、消費された場合、人の健康へのリスクをもたらすものではないと結論付けました。」
つまり、問題のプロテインバー「カーボクラッシャー」の中に混入した虫は、輸送中に誤って入ったということで、食べて問題のないということを結論づけたのです。
これにはネット上からも、
《原因が輸送中の事故ってのも出来が悪い言い訳。包装の中にどうやって輸送中虫が入るの?》
《この謝罪はよく分からん。結局自分たちは悪くないってこと?》
《虫が出たけど運送中の混入で、会社は責任持たないって話か?》
《輸送中にってマイプロテインの回答無理があるんじゃね?袋結構頑丈でしょ》
《マイプロテインの「輸送中の問題」は多分想定外の湿度・温度での輸送をしてたから虫が湧いた、って言い訳じゃないかなーと》
などの意見が寄せられ、炎上する事態に。
当該商品はしっかりと密閉され、袋詰めされているだけに、輸送中に虫が入り込む隙などはないようにも見受けられます。
それだけに、言い訳とも捉えられる同社の謝罪は炎上してしまったのでしょう。
消費者のことを考えると、真摯に対応するのがベストな選択だったのではないでしょうか。
(文:服部慎一)