画像:時事通信フォト
18日にアーティスト・加藤ミリヤさんが自身のInstagramを更新。
長引く自粛生活で溜まってしまった塩分や水分を。体の外に出すために食事を断つ「断食」を行ったことを報告。
しかし、この報告に「断食なんてやめて」と批判的な声が。
加藤さんが行った断食は、体へ悪影響を及ぼすのでしょうか。
加藤ミリヤ「ストイックにやりたくて」断食に挑戦も「誰かがマネしたら…」と批判殺到
18日に自身のInstagramを更新したアーティスト・加藤ミリヤさん。
この日、2ヶ月弱にも及ぶ自粛生活の中で取り過ぎた塩分と水分を、体の外に出すために「断食」に挑戦することを報告しました。
加藤さんは、時々こうして断食をするそう。
しかし、いつもならジュースくらいなら口にしているようですが、この日は前日に食べ過ぎたこともあって白湯にレモン果汁を混ぜたもの以外、口にしないという徹底ぶり。
「ストイックにやりたくて」
意気込む加藤さん、前日の食べ過ぎのためか空腹を感じることもなく、ノンストレスで断食に臨めていることをつづっていました。
ただそんな加藤さんを見て、「頑張って」と加藤さんを応援するファンがいる一方、
「断食やめて」
「誰かがマネしだしたらどうするんだ!」
と、厳しいコメント寄せる人も。
極端な「痩せ願望」により、戦前よりも栄養失調の女性が多いと言われる現代。
普段から食事をしない人が、加藤さんように断食をしてしまった場合、栄養不足に拍車をかけ命の危機にさらす可能性もあるのかもしれません。
加藤さんの断食に否定的な人は、そのこと危惧しているのでしょう。
断食は体にいいの?老廃物排除には効果的だが…
断食から1日経過し、加藤ミリヤさんは断食の結果をInstagramで報告。
目覚めもよく、ほどよい空腹感でいつも以上に食事が美味しく感じられたそうです。
しかし、批判も受けた加藤さんの断食。
そもそも断食自体、体に良い行動なのでしょうか。
食べ物を体内に入れずに12時間ほど経過すると、体内では血糖値を下げるためのインスリンが分泌しなくなります。
すると、インスリンによって抑えられていた老化を抑制するタンパク質が働きだし、細胞の老化を遅らせます。
さらには、BDNFという神経細胞をつなぎとめる物質も分泌され、結果記憶力が向上することもあるそう。
実のところ、「食事」は「細胞を傷つける」行為であり、食事をすることで体調を崩すことも多いというのです。
そのため、短い時間の断食なら体に悪影響どころか、良い影響を与えてくれます。
もちろん、すこぶる体調が悪かったり、過度なダイエット目的で断食を行ってはいけません。
身体を休めるためにも、今からできるプチ断食もオススメです。
(文:有馬翔平)