26日に放送された「BACK TO SCHOOL!」(フジテレビ系列)。
同番組でモデル・朝比奈彩さんが、県立岐阜商業高等学校の応援団に体験入団をしました。
部員は女子生徒だけという、全国でも珍しい部。
その応援部をまとめる顧問教師が、朝比奈さんに贈った言葉が称賛を浴びています。
視聴者が感動した、その言葉とはどのようなものだったのでしょうか。
県立岐阜商業、女子だけの応援団!鬼顧問からの言葉に感動の声!
26日夜に放送された「BACK TO SCHOOL!」(フジテレビ系列)。
この日、モデル・朝比奈彩さんの元に「応援部に入って、新入生が入部してくれるようアピールして欲しい」と依頼が。
その依頼主は、岐阜県立岐阜商業高等学校の応援部でした。
同校は、岐阜県内でもスポーツの盛んな学校としても知られ、女子マラソン・高橋尚子さんや元中日ドラゴンズ監督・高木守道さんなどを輩出しました。
スポーツには欠かせない応援、ただ同校の応援部は他の学校とは異なり、女子生徒だけで構成されているのが特徴です。
その応援部に入り、3日間の練習を経て新入生を勧誘するためのパフォーマンスを完成させなければならない朝比奈さん。
しかし、応援部には、「先輩の前では小声で話す」、「部活中は笑わない」など厳しいルールが。
「しっかりやれ!」と、顧問である教師からも怒鳴られながら、朝比奈さんはパフォーマンスを完成させ、無事披露することができました。
パフォーマンス終了後、体験を終了して学校から去っていく朝比奈さんに、応援団からエールが贈られます。
「プロは限られた時間の中で必ず答えを出す。(それができた朝比奈さんは)立派です」と、厳しかった顧問教師から温かい称賛の言葉をもらうと、朝比奈さんの目にも涙が浮かびました。
このシーンを観ていた視聴者からは、
「厳しく接した後は必ず褒める……教師のかがみだね」
「涙が止まらない……」
「感動した」
と、顧問教師の対応に、とても心を打たれた様子でした。
応援部の規則は古い?体育会に属するメリットとは?
応援部のパフォーマンスを、短期間で仕上げた朝比奈彩さん。
その練習は楽なものではありませんでした。
練習風景を観ていた視聴者からは、称賛の声があった一方で、「時代遅れ」や「今どき応援部に入りたがる人なんていない」と、体育会系のやり方を批判する人も少人数ながらいました。
令和になったこの時代、上下関係の厳しい体育会に入るメリットとは、一体何なのでしょうか。
体育会に入るメリットして、真っ先に挙げられることは「人脈」です。
特に大学の体育会であれば、卒業生と繋がることができて、卒業後の進路の幅を広げることができます。
ハラスメントや権利を主張する個人主義が目立つ近年、それと比較すれば応援団をはじめ体育会の存在は古いものでしょう。
ただ、厳しいルール、上下関係の中で学ぶものに無駄なものはありません。
朝比奈さんがアピールした県立岐阜商業の応援部には是非、これからも応援を続けてもらいたいものです。
(文:有馬翔平)