2024年1月17日、JAL(日本航空)は新人事を発表しました。
その内容というのが驚きで、なんと鳥取三津子取締役専務執行役員が、新しい社長に昇格すると言うのです。
鳥取三津子さんは、2023年6月JAL(日本航空)の株主総会で歴代2人目となる取締役専務執行役員に就任しました。
それから今回の人事です。
2024年1月2日、羽田空港に着陸したジャンボ機が、海上保安庁の航空機と衝突し、海保隊員5名が亡くなるという事故がありました。
不幸中の幸いで、JAL機に搭乗していた乗客は誰1人亡くなっていません。
お正月に起きた痛ましい飛行機事故という事で、私たちの記憶にまだ新しいです。
そこへ日本航空新社長就任、しかも初の女性社長ということで、企業が持つイメージががらりと変わるのでは?
今回はこのJAL新社長である鳥取三津子さんについて、詳しくまとめていきたいと思います。
鳥取三津子社長のプロフィール
氏名:鳥取三津子
生年月日:1964年12月31日 現在(2024年1月17日)59歳
学歴:活水女子短期大学 英文科卒業
鳥取三津子社長は、1964年12月31日生まれの59歳です。
鳥取社長は、活水女子短期大学の英文科を卒業されています。
池水女子短大は、長崎市にある短大です。ちなみに現在の偏差値は44~48くらい。
鳥取さんが卒業された高校についても調べたのですが、こちらに関しては不明でした。
ただ鳥取社長は出身地は福岡です。福岡県内の高校に通っていた可能性が高い…?
鳥取社長は短大に在学中は、バレーボール部でした。
ちなみに取締役専務執行役員に就任した際のインタビューで『早く社会に出たいと思って選んだ短大の中で、活水はすてきな学校だな、と率直に思った。短大であり、2年間の中で講義はびっしり、授業は厳しく、毎日予習が大変(引用元:長崎新聞)』と答えています。
四大と違い短大はカリキュラムがタイトです。
授業も厳しかったようで、鳥取社長は自身の短大時代について「仕事に必要な準備と継続の大切さを学んだ」とコメントされています。
インタビューでも触れていますが、鳥取さんは早く社会に出たかったんですね。
鳥取三津子社長の経歴は?
1985年 4月 日本航空(JAL)入社
2015年 5月 同社成田第1客室乗員部第2客室乗員室長
2016年 5月 同社成田第2客室乗員部長
2019年 4月 同社客室安全推進部長
2020年 4月 同社執行役員 客室本部長
2022年 4月 同社常務執行役員 客室本部長
2023年 4月 同社専務執行役員 カスタマー・エクスペリエンス本部長、ブランドコミュニケーション担当
2023年 6月 同社代表取締役専務執行役員 カスタマー・エクスペリエンス本部長、グループCCO(現任)
以上が鳥取さんの経歴ですが、なんというか圧巻の一言です。
鳥取社長の何より凄いところは、客室乗務員(CA)から段階的にキャリアアップして社長に就任した点でしょう。
CAから社長にまで上り詰めたのは、日本航空内では鳥取さんただお一人との事です。さすが、としか言えませんね!
女性ながら社長にまで上り詰めたという事は、相当お仕事のできる辣腕家でいらっしゃるのでしょう。
日本航空をはじめ、全航空会社は2020年から始まった新型コロナ感染拡大で、かなりダメージを受けました。
その際の手腕が、今回の新社長就任への道へと至ったのかもしれません。
まとめ
今年は年明け早々、悲しい事故がありました。
鳥取さんはCAから昇進された方だけあって、現場の事を隅々までご存知です。
彼女が社長になった事で、かつては行き届かなかった部分まで細やかに対応してくれるのではないでしょうか。
CA出身の女性という立場でありながら、鳥取さんはかなり上位の役職を任されてきました。
前人がいないという点に於いて、さすがの鳥取社長でも荷が重いと感じられる事が多々あったかと思います。
その点、鳥取社長は気分転換がお上手なようで、ご自宅の近所をウォーキングされたり、音楽鑑賞を楽しまれたり、して気分をリフレッシュしているようです。
意外な事に、お笑い番組もお好きなのだとか。
日本航空(JAL)には、事故防止対策を始め様々な課題が残っていますが、鳥取新社長ともども、さらなる飛躍を期待したいですね!