8月に大阪で開かれた音楽フェスでセクハラ被害を受けた韓国人女性アーティスト、DJ SODAさん。
今月中旬から日本に再来日しており、SNS上では「韓国に帰りなさい」「さすがに煽りに来てる」とバッシングが相次ぐ一方で、「セクハラ被害受けたら露出しちゃだめなのか?」と中傷を非難する声も寄せられています。
今回の来日でバッシングされた理由と、8月のセクハラ被害についてまとめてみました。
DJ SODAが訴えた、音楽フェスでの”セクハラ被害”とは?
インフルエンサーとしても人気のDJ SODAさん。
8月に大阪で開催された音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS’23」でセクハラ被害にあったことを報告しています。
DJ SODAさんは、自身のX(旧ツイッター)で「日本の大阪ミュージックサーカスフェスティバルで公演を終えましたがその時に凄く悲しい出来事がありました。ファンの方々ともっと近くで楽しんでもらうために、私が公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました」と更新。
続けて、「あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています…その時、とても驚いて怖かったですが、一方で私を見て泣いて喜んでくれて好きと伝えてくれるすてきなファンの方々もいて、一旦最後までやりきろうと最大限平気なふりを頑張りました。今はホテルに戻ってきましたが、未だにとても怖いです」と心境を伝えました。
「DJをしてから10年立ちますが公演中にこんなことをされたことは人生で初めてです。こんなことをされたことにとても戸惑って信じられないし、もう舞台の下や前の方に行ってファンの皆さんに近寄りがたいと思っています…」と吐露。
胸を触られた写真も公開しながら、「男たちだけが私の胸を触ったのではありません。この女も笑いながら私の胸を掴みました 私はとても不愉快でしたが、平気なふりをしながら公演を続けるしかありませんでした」と告白。
「写真で見ると彼女が私の方にただ手を伸ばしているように見えるかもしれないけど、彼女は私の右胸を容赦なく揉んだ。彼女は昨日私に触れた人の中で一番強く触った人だよ。彼女はその後、私が他のファンと交流している時も全く気にせず、私の首を閉じた。それでマネージャーが彼女を私から引き離した」と、セクハラ被害を受けた状況を語りました。
再来日中のDJ SODA、「懲りない格好をしている」と再びバッシングされる
14日、DJ SODAさんは「日本にまた来られて嬉しい」と自身のXを更新。
それから連日、蒙古タンメン中本でラーメンを食べたり、銭湯のような佇まいの水炊き屋さんを訪れた様子などを載せ、日本の食事を存分に楽しんでいました。
ただ、Xでは再来日に対する心ない声も…。
《被害者ではあるのだろうが、今回は明らかに煽りに来てるでしょ。そんなに嫌な思いをしたのなら、普通は来ない》
《性被害に遭って傷ついたんだろう?普通は来たくないと思うはずだけどな》
《今回の来日で、控えめな服装でラーメン食べる投稿なら賞賛されますが、明らかに煽った服装での投稿ですので、これ、新たな炎上商法ですよね》
《騒動まで全く知らないし興味もなかったアーティスト。ああいう格好しているので若いと思ったら年齢35歳というのが驚いた。日本で手が震えるほどのトラウマを受けながら、わずか1ヶ月たらずで再び被害にあった日本に来なくては行けないほど日本以外ではアーティストとして注目を浴びれなくて需要に困っているんだなと可哀相に思えました》
このように、中傷が続いているようです。
これを受け、DJ SODAさんは「韓国に帰りなさいというメッセージを見るたびにとても悲しい…」と呟きました。
その反面、
《怖い思いをしたからと言って被害者がずっと悲しんでいなきゃいけないわけではないのよ》
《セクハラ被害受けたら露出しちゃだめなのか?日本再訪したらだめなのか?被害者にそういうの押し付けるの終わってる》
と、中傷を非難する声も見られます。
たしかに写真にうつるDJ SODAさんは、体のラインが強調されるピッタリめのキャミソールにミニスカートを履いていて、スタイルの良さがうかがえます。
普段からそのような格好が多い方のようなので、セクハラや痴漢をされないようにすることも大事かもしれませんね。
(文:Quick Timez 編集部)