画像:時事
6日に放送された「日曜日の初耳学」(TBS系列)。
KinKi Kidsの堂本光一さんが出演し、過去について振り返りました。
堂本光一「ダサすぎて震えてた」前ユニット名に猛抗議の過去
6日に放送された「日曜日の初耳学」(TBS系列)。
KinKi Kidsの堂本光一さんが出演しました。
堂本さんは、ユニット結成時に「KinKi Kids」ではなく「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」として活動していたそうですが、ダサすぎてとても恥ずかしい気持ちだったそう。
「当時は恥ずかしくて。しばらくはKANZAI BOYAとして活動していたので。番組に出せていただいたときも、スタッフさんに『KANZAI BOYAさんスタンバイお願いします』って呼ばれる。その名前を呼ぶなって震えてた」と照れながら笑って当時の気持ちを明かしました。
「ダサい」と猛反対した結果、KinKi Kidsに改名するも、堂本さんの心境は「あんまり変わってへんやないかいと。KinKi Kidsも恥ずかしかった」など、苦笑するしかない表情で語りました。
ヒット曲を連発し、飛ぶ鳥落とす勢いでの視聴者からは、
《ご本人たちの活躍により、ダサくならなくなるのが、すごい》
《年月を重ねてくるとしっくりくる》
《近畿のKinKiと知った時はビックリした(笑)》
など、今ではそのダサさが全く気にならないどころか、似合っているという書き込みが寄せられました。
ジャニー喜多川の独特のセンスが発揮されたグループ名に込めた想い
KinKi KidsにKANZAI BOYA、なにわ男子や古くはシブガキ隊など一度耳にしたら、思わず由来を聴きたくなるようなネーミングがジャニーズグループの特徴です。
しかし、気がつくとその名前がメンバーに馴染むばかりか、違和感を感じることなくカッコいい代名詞にまでなるのがお約束。
KinKi Kidsはメンバーの二人がいずれも近畿地方出身であることと、デビュー当時の年齢がまだ10代前半の少年だったためその名前になったそう。
現在は活動休止中の「嵐」も、平仮名の「あ」から始まることから「頂点に立って欲しい」という願いが込められており、どのグループ名にも愛情と深い思いがこもっていることが分かります。
「KinKi Kids」というユニット名に決定した際、二人は帰りの電車でうなだれるほどに落ち込んだと語ったことがあります。
それでも、ジャニーさんへの尊敬の念やヒット曲に恵まれシングル連続首位記録を塗り替え続けるなど、その勢いから今ではそのユニット名も体の一部となっているよう。
「KinKi Kids」に違和感を感じないのは、30年もの間、そのユニット名と共に歩んだ道のりに無駄なものがなかったことの証明ではないでしょうか。
(文:Quick Timez編集部)