画像:時事
13日に放送されたテレビアニメ「名探偵コナン」(日本テレビ系)。
女性を中心に爆発的な人気のあるロングヒットアニメの「名探偵コナン」ですが、この日の内容が“ひどい”と、一部の視聴者の間で話題となっています。
一体、どんな内容だったのでしょうか?
ギャグ回?カオスな内容に視聴者も困惑…
13日に放送されたテレビアニメ「名探偵コナン」(日本テレビ系)。
高校生探偵の工藤新一がある謎の組織に毒薬を飲まされ、その副作用によって小学1年生の体となったことで「江戸川コナン」と名乗り、元の身体を取り戻すために謎に包まれた黒の組織の陰謀を追っていくという同アニメ。
毎回主人公の江戸川コナンの周りで殺人・誘拐・爆破テロなど様々な事件が起こることでおなじみの、スリリングな内容が人気を博している同作品ですが、この日はかなり変わった回となっていました。
同回は『スマイルの里の陰謀』と題した回で、コナンが超高級老人ホーム「スマイルの里」に紹介されるシーンからスタート。
登場したのはコナンと、その同級生で結成された「少年探偵団」のメンバー・吉田歩美、円谷光彦、小嶋元太たち。
老人ホーム入居者が観光バスで遠足をしていた際に少年探偵団を見かけてファンになり、親衛隊となったことでその老人ホームに4人が招かれるという、冒頭から設定が不思議な回でした。
少年探偵団の4人はそれぞれ別の老人の部屋に招かれるのですが、コナンは子守歌を歌っている最中に自分が眠ってしまう老人、光彦は世界中のフルーツを食べさせてくれる老人、歩美はダイヤモンドが入った入れ歯で腹話術をしてくれる老人、元太はジェットパックで空を飛んで見せる老人の世話を依頼され、困惑します。
結局その後、少年探偵団は老人ホームの理事長夫妻が不正を働こうとしているのを防ぎ、見事解決するのですが、特段大きな事件も起きず、何より終始不思議な設定となっていたことに、困惑するばかりでした。
視聴者の間では“賛否両論”の結果に
リアルタイムでアニメを見ていた視聴者からは実際に、
≪今日のコナンギャグ全開でバカおもろいと思った≫
≪まって?今週のコナンやばない?カオスすぎてつらいwwおなかいたいww≫
≪今週のアニメコナン見始めたんだけど初っ端からスゲー謎展開でギャグアニメwwww≫
≪今週のコナン、カオスすぎて気持ち悪かったからまじみてほしいw≫
≪今回のコナンは殺人事件の起きない素敵な回でした≫
と、いつもと一味違った内容を楽しんだという視聴者がいる一方で、
≪今日のコナンギャグ全振りしすぎてカオスすぎない…?≫
≪普通に今日のは放送事故レベルだと思うんだけど、、これのどこがコナン?≫
≪申し訳ないけどもう今日の脚本の人にコナンをやって欲しくないな≫
≪今日のコナン、人が死なない代わりにカオスすぎて理解できない内容だったからまだ人が死んだ方がよかった≫
≪コナン好きやけど、私の好きなコナンは今日いなかった。≫
と、“やりすぎ”を主張する声も多く寄せられていました。
実は今回のストーリーはアニメオリジナルのもので、脚本家の浦沢義雄さんが担当。
『忍たま乱太郎』や『らんま1/2』、『ボボボーボ・ボーボボ』などを手掛けたことのある浦沢さんは不条理ギャグやシュールコメディなどを得意としているため、浦沢さん担当回では過去にもこういった“カオス回”が存在したそうです。
高評価も大変多かった浦沢さん脚本回、次回にも期待したいですね。
(文:Quick Timez編集部)