画像:時事通信フォト
新型コロナウィルスの感染者が急増したことで外出自粛を市民に要請した大阪府のことを取り上げた4日の「ひるおび」(TBS系)。
その放送中、番組の取材に応えるために病院の一室からリモートで出演した医師にある「異変」が。
「いたずら?」と視聴者も騒然となった、その異変とは一体?
TBS「ひるおび」、放送中にトンデモナイ『いたずら』発生?中継先の病院で発生した異常に、視聴者も騒然
4日、新型コロナウィルスの感染者が急増し外出自粛要請を市民に出した大阪府を取り上げた「ひるおび」(TBS系)で、リモートで出演した医師にある「異変」が発生しました。
昨日、大阪モデルで初めて「赤信号」が発令され、吉村洋文大阪府知事が今月15日まで外出自粛を要請。
大学病院の病床が全て埋まってしまっている、また、市立病院ががん病棟を閉鎖してまで人員を確保しなければならないなど、医療がひっ迫している状況が続いています。
その状況を知るために大阪府内にあるクリニックと中継をつないだ同番組。
しかしその放送中、突然件のクリニックの「電話」が鳴りやまない事態に。
「お気になさらないで電話に出てくださいね」
中継先の医師の電話を優先することを伝えた番組MCの恵俊彰さん。
ただ、止まらない着信音に視聴者は騒然。
「もしかしていたずら?」
「テレビ出てるし、わざとやってるかもしれないよね」
「ワン切りが多いし、絶対狙ってかけてるだろう」
「電話がとまらねえ……」
「うれしがって電話かけてるやつ多いだろ」
などと、止まらない着信の正体が心無い人物からの電話であることを指摘するコメントが殺到しました。
何度もなり続けた電話。
しかし放送中に、その着信相手の正体が判明することはありませんでした。
生放送で電話のトラブル…過去にも
生放送中に相次ぐ電話に、視聴者も騒然とした4日の「ひるおび」。
しかし、似たような例が過去にもあったという。
問題が起きたのは今からおよそ35年前、伝説の番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)の放送でのことでした。
「83年の9月13日の放送でした。友達にゲストをつなげていく『テレフォンショッキング』で、タレントの萩原ミミさんから宮尾すすむさんへバトンを渡そうとしていた時に、誤ってスタジオの電話番号が流出してしまいいたずら電話が殺到しました。その後、無事宮尾さんにバトンが渡ったものの、その電話番号と近かったお店が影響を受けてしまい、フジテレビに苦情が寄せられたこともあって伝説の放送事故として数えられていますよ。」(芸能ライター)
「ひるおび」でもクリニック名や医師名も明らかになっており、調べれば電話番号が明らかにできる状況でした。
着信相手の正体は不明ですが、医療がひっ迫している今、余計な手間を取らせないためにも対策を講じる必要があるのかもしれません。
(文:有馬翔平)