17日、『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載中の人気漫画『チェンソーマン』が映画化されることが発表されました。
同作は、2022年10月よりTVアニメとしても放映されていますが、この度 劇場版『チェンソーマン レゼ篇 』として公開が決定。
公開時期は未定ながらも、演じる声優陣はいったい誰なのかなどネットでは盛り上がりを見せています。
そこで今回は、タイトルにも登場しているレゼを演じるのは誰かなどリサーチしてみたいと思います。
チェンソーマンの劇場版、公開は何時ごろ?
17日、『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載中の人気漫画『チェンソーマン』(藤本タツキ)が映画化されることが発表されました。
同作は、2022年10月よりTVアニメとしても放映されていますが、この度映画劇場版 劇場版『チェンソーマン レゼ篇 』として公開が決定。
しかし、公開時期は明らかにされておらず、レゼと花を描いたティザービジュアルとティザーPVが披露されているのみです。
同作はアニメの1期がネットで非常に話題となり、最終回のラストで今回の劇場版で主人公となるレゼが一瞬登場し、2期へ期待を持たせる内容に。
レゼは原作コミックでも重要な立ち位置のため、劇場版でその続きが描かれることになるのでしょうか。
同作と同じく、集英社の大ヒット作で今や国民的アニメとなったといっても過言ではない大ヒットTVアニメの『鬼滅の刃』ですが、それを例にとってみるとシーズンとシーズンの間は1〜2年半程度のスパンがとられています。
その間に劇場版が公開されたため、同作については大きな興行収入が見込める来夏の公開が濃厚ではないでしょうか。
チェンソーマン、制作会社や監督は誰?
原作の『チェンソーマン』は悪魔を身に宿した少年・デンジが、デビルハンターとして活躍する姿を描くダークヒーローアクションで、2018年から連載が開始されました。
飛び散る血みどろの戦闘描写や軽快なテンポが心地よいキャラクター像が人気を呼び、2023年12月現在で単行本は16巻まで発売中。
累計発行部数は約2600万部を突破するなど、連載中の最新話の内容がX (旧Twitter )でトレンド入りすることも多い話題作です。
同作のテレビアニメを制作したのは、『呪術廻戦』や『ドロヘドロ』などを手掛けているMAPPA (マッパ)。
人気漫画原作のアニメを数多く手掛けており、同作のアニメ公式サイトに掲載のある主要スタッフには、上述のアニメに参加している人名も見られています。
同作のコピーライト表記(権利表記)は、原作権を持つ『週刊少年ジャンプ』の集英社とMAPPAの両社が記載されていることから、製作委員会方式(複数企業からの出資で映像作品を製作)はとらないで制作される可能性が高いでしょう。
アニメの『チェンソーマン』で監督を務めたのは中山竜氏。
アニメーター・演出家としてさまざまな作品で活躍しており、『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』ではメインアニメーターを担当していたほか、MAPPAでは『呪術廻戦』に参加しており、第19話では絵コンテ・演出を担当しています。
原作者である藤本タツキ氏からはテレビアニメ化に際し「好きなものを作ってくれ」と激励の言葉があったようですが、中山氏は自身の色を打ち出すことよりも「大好きな原作をベースに同作の魅力を多くの人に伝えたいと思い」という趣旨の発言をしており制作に臨んだよう。
ネットに書かれた下馬評には「微妙」という書き込みが多くみられ、視聴者との間に演出上での表現に乖離が見られていましたが、劇場版公開が決定となった今、一定の評価がなされたという意味なのかもしれません。
チェンソーマン、レゼ役は上田麗奈!
劇場版の『チェンソーマン レゼ篇』製作決定の発表がなされたのは、ジャンプフェスタ2024のイベントステージにて。
シークレットゲストとして登場したのは、レゼ役を演じる上田麗奈さんでした。
他にも本作のメインキャストを務める戸谷菊之介さん(デンジ役)、楠木ともりさん(マキマ役)、坂田将吾さん(早川アキ役)、ファイルーズあいさん(パワー役)らが登壇し、今後への期待が膨らむトークを披露するなど大盛り上がり。
上田さんは「声優」を志したのは中学生時代だそうで、同じ演劇部に所属していた女の子が声優志望だったことから。
彼女を尊敬していた上田さんは「(声優は)素晴らしい職業に違いない」と意識し、また「自分の性格を変えたい」と思ったのだそうです。
役柄には入り込むタイプであり、『SSSS.GRIDMAN』で新条アカネ役を演じた時期は周囲と上手く話せなくなってしまったこともあったのだとか。
上田さんは「鬼滅の刃」に登場する女性キャラクターのひとりである栗花落カナヲ(つゆりかなを)のほか、「私に天使が舞い降りた」では主人公のお菓子作りやコスプレの衣装制作が趣味のヲタクで極力人付き合いを避けて生きているぼっち気質な女子大生・星野みやこなど、全く異なるキャラクターを演じ分け、その魅力をふんだんに引き出しました。
今作でもきっと私たちの期待を上回るレゼで魅了してくれるに違いありません。
(文:Quick Timez編集部)