文:Quick Timez 編集部

鈴木常雄(埼玉拳銃立てこもり)の顔画像とFacebookは?経歴と犯行動機を調査!

埼玉県蕨市の郵便局起きた立てこもり事件の犯人、鈴木常雄容疑者。

鈴木容疑者は郵便局立てこもり事件のほかにも、自宅のアパートを放火したり、通院していたとみられる病院を発砲したりとさまざまな犯行を犯していました。

ここでは、今回の事件の背景や鈴木容疑者の経歴、犯行動機などを詳しく調べてまとめています。

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鈴木容疑者、蕨市立てこもり事件前にはアパート放火に病院発砲も…

10月31日に埼玉県蕨市の郵便局で起きた、立てこもり事件。

県警は発生から8時間後の午後10時過ぎ、捜査員を局内に突入させ、埼玉県戸田市新曽、鈴木常雄容疑者を人質強要処罰法違反容疑で緊急逮捕しました。

鈴木容疑者は指定暴力団の元組員で、1年前に郵便局員のバイクとの接触事故があり、恨みがあったという趣旨の供述をしています。

立てこもり発生前に近くの病院で起きた発砲事件についても、自分がやったと認めているようです。

発表などでは、鈴木容疑者は31日午後2時過ぎ、蕨市中央の蕨郵便局に自動式拳銃を持って侵入し、20代と30代の女性局員2人を人質にして立てこもるなどした疑い。

局内でも発砲しましたが、20代の局員は午後7時過ぎ、30代の局員は午後9時過ぎに屋外に逃げ出すなどして、無事保護されました。

県警幹部によると、鈴木容疑者は拳銃や予備の弾丸のほか、刃物2本、ガソリンのような液体が入った18リットル容器とペットボトル2本、さらには複数のライターも所持していました。

立てこもっていた間、投降を説得する捜査員と電話で複数回やりとりをしましたが、興奮した様子はなかったそうです。

立てこもり発生の1時間ほど前には、南に約1・5キロ離れた戸田中央総合病院で、屋外から1階の診察室に銃弾が撃ち込まれ、40代の男性医師と60代の男性患者が頭に怪我をしました。

県警は2発の発砲があったことを確認しており、殺人未遂容疑も視野に調べています。

鈴木容疑者は病院から約1キロ北西の住宅街にあるアパートに住んでおり、逮捕後の調べに、「自宅に放火した」とも供述。

アパートでは発砲・立てこもり事件の直前の午後1時頃に火災があり、けが人はいなかったものの、木造2階の建物が全焼していました。

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事件が起きた3つの現場について

①戸田中央総合病院
初めに事件が起きたのがこの病院。鈴木容疑者は病院の中には入らず外から中の診察室に向けて拳銃を発砲しました。この発砲によって2人の被害者が出ましたが、いずれも軽症で命に別状はありません。発砲後、鈴木容疑者はバイクで逃走、これを受け、戸田市長もXで近隣住民に注意喚起を行いました。

②蕨郵便局
次に鈴木容疑者が向かったのが蕨郵便局。午後2時から拳銃を持って侵入し、立てこもり事件を起こします。2人の女性職員が人質にされましたが、2人とも無傷で警察に保護されました。

③自宅アパート
病院での発砲と郵便局での立てこもり事件中、戸田市新曽に火災が起きます。それが、鈴木容疑者の自宅アパートの第3しろがね荘。築55年の古いアパートで、主に生活保護受給者が住んでいるそうです。午後1時頃より火災が発生したため、病院へ行く前に放火したとみられています。場所については、ヤオコー戸田駅前店の横であることが判明しています。

鈴木容疑者について

名前:鈴木 常雄(すずき つねお)
年齢:86歳(2023年11月現在)
身長:160センチ前後
住所:埼玉県戸田市新曽
職業:無職

周囲の人物からの証言を合わせ、鈴木容疑者についてわかっていることは以下5つ。

1、パチンコ屋の常連
2、ヤオコーの常連
3、20年前に女性と同居
4、近隣住民に激昴
5、元反社の人間疑惑

パチンコ屋やヤオコーで見かけられていた鈴木容疑者。

犯行時と同じように、普段から黒いジャージを着て生活していた様子が目撃されていました。

家にひきこもるようなことはなく、普通に生活をしていたようですね。

ちなみに鈴木容疑者、約20年前に第3しろがね荘に引っ越してきたとのこと。

一時は女性も同居していたとか。

しかし女性が怪我を負っていたり、窓からテレビが投げ出されていたりということがあって、その後女性との同居は解消されたそう。

窓からテレビって…明らかにおかしいですね…。

この頃からDV体質だったのでしょうか…。

さらに、近隣住民に対して激昴したこともあるそうで、証言者の家族が鈴木容疑者に挨拶した際、「お前の家とはあいさつしねぇぞ」と返ってきたといいます。

また、今回一部で話題を集めているのが、鈴木容疑者が「元反社の人なのではないか?」ということ。

犯行当時の写真を見ると、左手の薬指と小指がないように見えたり、鈴木容疑者が持っていた「トカレフ」という銃が反社組織が所有していることが多い銃だというのです。

これらの理由から、元反社の疑いが生じています。

そして翌日の読売新聞の報道によって、元暴力団関係者であることが確定しました。

鈴木容疑者のFacebook

続いて、鈴木容疑者がFacebookを利用しているかについて。

実際に「鈴木常雄」でアカウント検索をしてみると…26件のアカウントがヒットしました。

それぞれのアカウントのプロフィールや投稿などを確認してみると、中には70~80代の方もいました。

しかし、埼玉県在住などの情報が一致するアカウントはなく…。

アイコン画像に関しても鈴木容疑者と一致しませんでした。

86歳の鈴木容疑者、さすがにSNSは利用していない可能性が高いようです。

犯行動機について

蕨郵便局を狙った動機については、昨年10月に自身と局員のバイク同士が接触する事故が戸田市内であったとし、「局員と話をしたかった」などと供述していました。

詳細としては、過去に「郵便車両との事故を起こしており、納得できないことがあった」と話した様子。

また、戸田中央総合病院については通院していたとみられ、「自分が撃った」と容疑を認めたうえで、「診療に不満があった」と説明しました。

なぜ普通に話さなかったのか、ここまで大事にしてしまったのか…考えれば考えるだけ不思議ですね。

ただ死者が出ず、近隣に住む方々としても、鈴木容疑者が捕まってとりあえず一安心というところでしょう。

(文:Quick Timez 編集部)