今年デビュー35周年という節目の年を迎えているロックユニットのB’z。
大晦日に放送される「NHK紅白歌合戦」(NHK総合)への出場が噂され、ネットがざわついています。
B’z、ついにNHK紅白歌合戦に出場!?35周年のアニバーサリーイヤーに期待値高まる
今年デビュー35周年という節目の年を迎えているロックユニットのB’z。
大晦日に放送される「NHK紅白歌合戦」(NHK総合)への出場が噂され、ネットがざわついています。
B’zというと、音楽番組への出演はもちろん、テレビ番組でも特集が組まれることはなくハードに音楽を追究しているスタンスですが、7月だけでも民放をはじめ『クローズアップ現代』(NHK総合で取り上げられ本人が出演するなどして注目を集めました。
現在、B’zは35周年記念ツアーの真っ最中ですが、9月24日の大阪・ヤンマースタジアム長居公演でファイナル。
6月4日に「日比谷音楽祭2023」にB’zがサプライズで出演するなど、じわりと露出してその存在感をアピールしたこともあり、ネットニュースなどには「今年の紅白歌合戦の出場が濃厚ではないか」と囁かれるに至りました。
例年、その年の出場者は11月中旬に発表されますが、大物アーティストの出場の噂に、ネットには
《B’z紅白出なさそうだけど出てくれたら泣いて喜ぶ》
《B’zが紅白出るなら久しぶりに紅白見ようかな》
《紅白出るとしてもVTR》
《B’zさん観ながら年越しとか幸せ》
《地上波で様々な特集が続き、とうとう紅白という流れを感じる》
など、期待を抱く書き込みが寄せられています。
B’z、紅白不出場の理由
1988年にシングルとアルバムを同時発売してデビューを飾ったB’z。
1990年発売の5thシングル『太陽のKomachi Angel』で初のオリコンチャート1位を獲得して以降、ミリオンセラーを続々と連発し、売上枚数が日本国内の音楽史上初の500万枚を突破したミュージシャンなど、アーティストとしてこの上ないセールス記録を立てています。
いわゆる「J-POP」の枠組みの中で、ハードロックをベースにヒットチャートの上位に食い込むスタイルを長年貫いて早35年。
アニバーサリーイヤーをファンと共に盛り上げて締めたいという思いはあると思いますが、B’zは過去に1度として「NHK紅白歌合戦」の出場を果たしたことはありません。
表向きには、普段の多忙ぶりもあり年末年始はオフとして過ごしたいというスタンスを貫いているよう。
しかし、2019年には大晦日ライブとして年をまたいで開催し、B’zとして年末を締めくくった過去もあります。
昔は「紅白に出場すれば芸能活動は安泰」といわれ、紅白出場を大きな目標に掲げていたアーティストは少なくないものの、スピッツや井上陽水さんなど抜群の知名度を誇っていてもB’z同様に不出場を貫いているアーティストも。
スピッツ・ボーカルの草野マサムネさんは「紅白は出るものではなく見るもの」と出場する意思がない発言をしており、井上陽水さんは「恥ずかしいから」と明かしています。
以前は、その年に発表された新曲を歌う歌手が多かった紅白歌合戦ですが、昨今ではメドレーが増加するなど、新曲発表は激減しているため、B’zほどのヒット曲を抱えていれば如何様にでもアレンジは可能。
それでもひとたび出場すると、翌年は「辞退」、「落選」などアーティスト活動とは別の話題性が先行してしまう可能性も捨てきれません。
音楽に真摯に向き合っているだけに、「話題性」に重きが置かれがちなメディア出演に対しては前向きではないのでしょうか。
過去のアニバーサルイヤーでも出場しなかったB’zですが、今年は潮目が変わるのか、今から出場歌手の発表が待ち遠しくてなりません。
(文:Quick Timez編集部)