文:Quick Timez 編集部

『めざまし8』、選択的シングルマザーの「害になる父親ならいらない」発言に批判殺到

フジテレビ

7月5日放送の「めざまし8」(フジテレビ系列)で、人気お笑いコンビのEXITが選択的シングルマザーたちと座談会を開催しました。

しかし、視聴者からは選択的シングルマザーに対して厳しい声が寄せられています。

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逞しき未婚の母たちの結婚観

7月5日放送の「めざまし8」(フジテレビ系列)。

この日、スタジオには3人の選択的シングルマザーたちが登場し座談会を繰り広げました。

8歳の息子を育てる宮本さんは、息子の父親にあたる男性のギャンブル癖などにこの人とは生活が成り立たないと失望し、シングルマザーになることを決意。

子育てと会社経営を両立するやまざきさんは、不仲だった交際相手との間に子供を授かったが結婚しない決断をし、シングルマザーに。

離婚した元夫との長女に続き、もう1人子供がほしいと考えた新田さんは、マッチングアプリで子供を授かるためのパートナーを探して無事次女を出し、2児のシングルマザーとして奮闘しています。

「子供を育てるために結婚は絶対に必要?」というトークテーマに対し3人とも「(結婚は)どっちでもいい」としつつも、「結婚は紙切れ1枚のこと」「結婚と出産を受けても良い時代になってきている」とそれぞれの考え方を示しました。

新田さんは「1番大事にしなければならないのは子供の幸せ。子供の幸せに害になる父親ならいらない」とし、「往々にして害になってる人が多い。害は排除しなくては」と発言。

これに、兼近さんは「害になる人が必要だったりもする。親を見て、こうはなりたくないとか理不尽なことから学べるので害も毒も意味がある」と持論を展開しました。

新田さんに若干偏り気味とも思える”父親”へのネガティブな発言に対しネット上では、

《自分は“害のない母親”と言えるのか》

《その考えが害になると子どもの気持ちは考えないのかな》

《自己満、自己中のように感じる》

《子供より自分の幸せ優先してない?》

《どんな親でも愛したいと思う子もいる》

などの批判的な意見が相次ぎました。

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近年増加する未婚の母たち

多様化する生き方の中で近頃珍しくなくなってきた選択的シングルマザー。

選択的シングルマザーとは、自らの意思で結婚せず母親になる選択をした人のことで、現在日本のシングルマザーの数は190万人以上。

そのうち未婚の母親は12万人以上と、30年程前に比べると約3倍に。

また、ある調査によると”一生結婚するつもりがない”と答えた人の割合は一昨年過去最高の結果になったというデータもあります。一口に”選択的シングルマザー”といっても経緯はそれぞれですが、新田さんのケースは3人の中でも恋愛感情が一切介入しないある意味で”完璧な”選択的シングルマザーだといえます。

離婚経験があることで男性にあまり期待していない部分もあるのか、非常に自立した合理的で意思が強い女性なのでしょう。

新田さん曰く、お子さん本人の幸せを最優先に仕事も子育ても頑張っていってほしいですね。

(文:Quick Timez 編集部)