画像:時事
28日深夜に放送されたラジオ「ヤングタウン土曜日」(毎日放送系列)。
自身がメインパーソナリティを務める明石家さんまさんが、故郷である奈良県にもの申す一幕がありました。
明石家さんま、故郷は大阪ではなかった
28日深夜に放送されたラジオ「ヤングタウン土曜日」(毎日放送系列)。
自身がメインパーソナリティを務める明石家さんまさんが、故郷である奈良県にもの申す一幕がありました。
同番組は事前に収録されたもので、収録時点で夏の甲子園の決勝の勝敗はまだ不明ながら、さんまさんは「甲子園は近畿勢が4校残るという」と切り出して「智弁学園(奈良県)という、私の故郷なのか、まあまあ聖火ランナーにも呼んでもらえなかったから、もうふるさとと呼ばないことにしようと思ってる」といきなりの爆弾発言。
さんまさんは生まれは和歌山県であるものの、生後6ヶ月で奈良県に移ったため「一応、故郷は奈良だと思ってるんです」と番組内で話します。
同番組では3月にも聖火ランナーとして走りたい思いがある事を明かし、オファーを心待ちにしていたさんまさん。
しかし、念願だった聖火ランナーのオファーが来なかったことから「せめて声はかかってもおかしくなかったんですけど、声もかからず。ちゃんとしたことをしてきてるわけでしょ?犯罪起こしたわけじゃないし」と止まらないグチを吐き出しますが、視聴者からは
《え、さんまさんて大阪出身じゃないの?》
《さんまさんは私も始め大阪だと思ってたんですが奈良でした》
《さんまさんが大阪出身って思ってたの、私だけじゃなくて安心した》
など、奈良県出身である事に驚いたリスナーからの書き込みが寄せられました。
明石家さんま、奈良愛溢れるアピール続々
落語家としてデビューし、お笑いや司会業としての芸歴はすでに40年を越えるなど、すでに大御所のさんまさん。
2020年7月に放送された『水曜日のダウンタウン』内で、2,000人を対象として調査した「日本人の有名人知名度ランキング」にてさんまさんは何と第5位に選ばれており、95.2%と、抜群の知名度です。
そんなさんまさんを大阪府の出身でないことを知らない人は、決して少なくないことが明らかとなった今回。
止まらないおしゃべりや、笑いへの飽くなき探究心は、それこそ全国民が抱く常にぼけツッコミを考え抜いた話しや大雑把で人情味あふれた大阪へのイメージそのものです。
一方で奈良というと古都で歴史ある街である事に加え、寺院や仏教が地域に深く根ざしているイメージから、関西に馴染みのない人間からすると、さんまさんへは明るく陽気な大阪のイメージを持ってしまったのでしょう。
笑わせてナンボの大阪に対し、奈良県は「慎重」、「遠慮しがち」、「謙遜しきり」とその性格は真反対のよう。
今回、聖火ランナーとして明石家さんまさんにお声がかからなかったことも、奈良県民ならではの「人気者の明石家さんまさんに声がけする事により、奈良県に人が殺到して迷惑をかけてしまうかもしれない」など、深い忖度の結果お声がけしなかったのかもしれません。
ラジオでわざわざネタにするくらい、ふるさと・奈良県のことが大好きなさんまさん。
さんまさんの故郷は紛れもなく奈良であり、奈良愛に溢れたトークにほっこりとしました。
(文:Quick Timez編集部)