画像:時事通信フォト
28日に放送された「FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜」(フジテレビ系)。
ゲストとして歌手の中島美嘉さんが出演したのですが、番組内で歌唱する姿がネット上で大きな話題となりました。
どのような話題となったのでしょうか?
中島美嘉の歌唱に“下手”の意見続出
28日に放送された「FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜」(フジテレビ系)。
『FNS歌謡祭』や『ENGEIグランドスラム』などの人気番組を手掛けるフジテレビが新たに“音楽”と“笑い”を融合した番組として放送した、長時間の生放送スペシャル番組です。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2020年から2年連続放送休止中の『FNS27時間テレビ』の代替番組として放送されることでも知られており、28日・29日の2日間で合計9時間に渡って様々なアーティスト・お笑い芸人がコラボレーション企画なども行う内容となっています。
MCをお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さん、ナインティナインの矢部浩之さん、岡村隆史さん、元SMAPの中居正広さんという超豪華な4人が務めるだけでなく、ゲストに霜降り明星、かまいたち、どぶろっく、ミルクボーイ、マヂカルラブリー、フットボールアワーなど賞レースでもおなじみの超売れっ子芸人たちが多数登場し、順に漫才やコントを披露して番組を盛り上げました。
さらにアーティスト枠では、森高千里さん、浜崎あゆみさん、中島美嘉さんら実力派の歌手が多数登場することで、大きな話題を呼んでいました。
そんな中でも特に話題となったのが、中島さんの登場シーン。
番組終了間際のフットボールアワーの出番後に登場した中島さんは2008年の人気曲『ORION』を歌唱。
ファッションや歌唱が大変評判だったようですが、一部の視聴者からは
《中島美嘉の下手さ加減に磨きがかかってる》
《失礼だけど、中島美嘉さん歌が下手になったような…歌声ブレブレだった。曲は好き》
《改めて中島美嘉めちゃくちゃ歌下手だな》
《中島美嘉は年々歌が下手になる。音程全く取れてなくて気持ち悪い》
《中島美嘉さん、さっきやってたTBSのカラオケ番組の出演者全員より歌下手だな。どうした?》
など、当時と比較して劣化したという声がいくつか見受けられました。
声が出ていない理由とは?
一部の意見ではありますが、「下手」「声出てない」「音程取れてない」など、SNSで様々な意見が飛んでいる中島さんの歌唱。
これには“ある理由”があったのでした。
中島さんは2010年に「両側耳管開放症」の悪化を理由に一度、音楽活動の休止を発表しています。
この病気は「中耳から鼻の奥につながる管が開いたままになる病気」とのことで、耳が塞がれたような感じがする・音程が正しく聞き取れない・めまいが起こるなどの症状があるそうです。
実際に2015年1月に放送された『アナザースカイ』(日本テレビ系)で中島さんは自身の病気について告白しており、闘病生活の辛さについて「聞こえない分、喉を荒く使うようになってしまって声が出なくなった」と語っています。
歌手活動引退を決意するほど思い詰めていたこともカミングアウトしていましたが、“今は病気とうまく付き合っています”と告白していました。
心無い誹謗中傷なども自由に書き込めるSNSではありますが、こうした過去や本人の苦悩などを知ることで、今一度アンチコメントの内容も改めてほしいですね。
(文:Quick Timez編集部)