文:有馬翔平

小籔千豊、著名人らの五輪『手のひら返し』を苦笑もツッコミ相次ぐ「一番ズルい」

小籔千豊

画像:時事通信フォト

先週金曜日に東京オリンピックが開会し、連日のメダルラッシュを喜々として取り上げている各放送メディア。

しかしネット上からは「ズルい」、「どの面下げて報道しているのか」とそれまでの中止やむなしという態度を一転させた、いわゆる「手のひら返し」に批判が上がっていることを27日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集しました。

すると、お笑い芸人・小籔千豊さんが持論を口に。

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小籔千豊「笑けてた」オリンピック中止派の『手のひら返し』に苦言

27日、東京オリンピックに関する報道を連日伝えている各メディアに対し「手のひら返し」と批判が巻き起こっていることを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

この批判の声に、MC小籔千豊さんが持論を述べました。

この日、同番組は開催中止を訴えていた立憲民主党・蓮舫氏に対し批判の声が相次ぎ、さらにその批判にメディアにも波及していることを紹介。

すると開催前後で態度が変わった著名人、メディアについて小籔さんは「観てる人も色んな意見があるわけですよね」と理解を示した一方、芸能界からも中止の声が相次いだことに対しては「テレビの人らがオリンピック中止と言ってる時は、先読まれへんのかなというか、詰め将棋やったことないんかなと思ってる」と一蹴。

「笑けてた」と苦笑していたことを明かしました。

そして、小籔さんは「僕は基本的にみなさんに怒られるかもしれませんが、去年の『夏の甲子園』だってやるべきだと思ってたし、学校閉鎖したやつも意味がないからと思ってた。なのでオリンピックもやるんだったら『お客さん入れた方がええやんけ派』なんで」と自身の考えを披露。

「『中止、中止』って言うてる人らはもう、わざと返ってくるブーメランをわかって投げてるんかなって」と、時折苦笑いをこぼしながら、著名人、メディアの「手のひら返し」に苦言を呈しました。

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「後出しジャンケン」小籔へ反発の声も

著名人やメディアの「手のひら返し」を批判した小籔千豊さん。

すると、この小籔さんの痛烈なコメントに視聴者からは「もっと言ってやれ」、「その通り」と賛同が相次ぎました。

しかしその一方で、小籔さんの言葉に首を傾げる視聴者の姿も。

《小籔の意見、わかるんだけど『おまえが言うな』って思う。これは後出しじゃんけんでしょ》

《小籔が一番ズルい。これだったら『手のひら返した』やつの方がまだ潔く感じてしまう》

《今さら開催賛成でした?うーん…なんか納得いかないんだよね》

などと、小籔さんの態度を「卑怯」という意見が上がったのでした。

「オリンピック開催前に中止の声に異議を唱えていたのは『めざまし8』で『始まったらどうするんですか?』と切り込んだカズレーザーさんくらい。あとは『静寂の中の熱狂』と、無観客開催を5月から訴えていた加藤浩次さんや武井壮さんなど、数人のタレントが『開催賛成』の立場を表明していました。そのタレントらが『手のひら返し』にコメントするならともかく、今になって『賛成でした』と主張しても…それは違和感を持たれても仕方ないように思えます」(芸能ライター)

「手のひら返し」を批判するも「後出しじゃんけん」と反発の声が上がった小籔さん。

「笑けていた」のであれば、もっと開催前から著名人の中止の声に意見しておくべきだったのかもしれません。

(文:有馬翔平)