(※画像はイメージです)
東京オリンピック・パラリンピックの楽曲担当を辞任した小山田圭吾さん。
その小山田さんのいとこで、音楽プロデューサーの田辺晋太郎さんが小山田さんを擁護し、世間を挑発するようなツイートをしたとして大炎上しています。
さらに、田辺さんが監修を務めていたヤマサ醤油にも飛び火をする騒ぎとなっています。
炎上した小山田圭吾のいとこ・田辺晋太郎さん、監修した『ヤマサ醤油』にも飛び火する事態に
19日、東京オリンピック・パラリンピックの楽曲担当を辞任することを発表した小山田圭吾さん。
辞任に関しては詳しくはこちら(小山田氏のコメント全文が見られます)→小山田圭吾の息子・小山田米呂さん、父のいじめ問題によりSNSのコメント欄が大荒れに
この騒動をめぐり、小山田さんのいとこで、音楽プロデューサーの田辺晋太郎さんが自身のTwitterを更新。
「はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!」と、世間を挑発するようなツイートをしたとして大炎上をし、結果的に謝罪&Twitterアカウントの削除にまで追い込まれています。
詳しくはこちら(削除されたツイートの内容が見られます)→小山田圭吾のいとこ・田辺晋太郎さん、挑発ツイートが大炎上!ツイッターのアカウントも削除
この騒動を受けてか、田辺さんが商品の監修に携わったヤマサ醤油株式会社は、関連するページを削除。
しかし、同社の公式Twitterには、
《ヤマサさん、田辺さん辞めさせてください。こんな人の商品、家族で美味しく食べられない。》
《すいませんが、御社の商品は不買にします》
《もう買わない。 ってか買えない。 この企業のマークみても思い出してしまう》
などのコメントが殺到し、思わぬところに飛び火し炎上してしまっています。
肉マイスター・田辺晋太郎さん、削除されたヤマサ醤油とのインタビュー内容とは?
小山田圭吾さんのいじめ問題をめぐり、挑発ツイートをした結果、炎上してしまった田辺晋太郎さん。
現在、削除されてしまいましたが田辺さんのTwitterのプロフィール欄には、「本業は音楽プロデューサー、MCながら『肉マイスター』として専門誌などの監修や、テレビ・ラジオに出演。圧倒的な知識を活かし、肉料理系飲食店プロデュースや『ヤマサ肉鍋つゆシリーズ』等の製品開発も行う。」などの記載がありました。
田辺さんは、ヤマサ醤油の公式ホームページにおいて、自身がプロデュースした同社の商品「匠鍋(たくみなべ)」つゆの開発秘話をインタビューで語っていました。
父親に歌手の田辺靖雄さんと、母親に歌手の九重佑三子を持つ田辺さん。
もともと、音楽一家に育ったという田辺さんは、小さい頃から歌手である親の仕事について日本中を旅することが多かったのだそう。
肉好きになったきっかけとして、親のディナーショーで巡った地方のホテルでルームサービスを取るか、もしくはショーが終わった後に、その地元の居酒屋さんで食べるなど、小学校の頃から日本中の色んな地域の肉料理を食べていたのがベースにあるといいます。
自身も音楽家としてデビューをした際、ハラミの刺身やレバ刺しなどを食べ、「世の中には色んな肉があるんだな」というのを知ったのだとか。
こうして肉にのめり込んでいった田辺さんは、音楽の収入の8割くらいを食べ歩きにつぎ込む生活をし、これが高じて「焼肉の教科書」という本を出版しています。
その後、2014年10月に「食のコンシェルジュ協会」という団体を立ち上げ、肉の美味しさなどを教える立場として「肉マイスター」を名乗るようになった田辺さん。
インタビューでは「僕がおいしいと思うものを、よりたくさんの方に召し上がっていただいて、肉のおいしい食べ方を伝えていきたいですね」と、今後の抱負について語っていました。
さらに、「人に感動を与えられるものになるのか、なんの感動もなくただ通り過ぎていくのか。だったら、やはりおいしく肉を食べることが一番大事だと思うんですよ。 それが、生まれてきた命へのひとつの成仏のさせ方と言うか。 そういう風に僕はずっと思っています。」と、命のあり方や頂き方についても力強く語っていました。
肉マイスターとして、おいしく肉を食べることを研究してきた田辺さん。
牛に対して思いやりは持てるのに、いじめ被害者に対しての思いやりは持てないのは、なんとも皮”肉”な話です。
(文:服部慎一)