(※画像はイメージです)
11日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系列)。
映像作家とアニメーション作家のお二人をゲストに、MVの演出効果の謎に迫った今回の放送回。
映像が突然止まるというMVについて触れた同番組では、リアルな演出に放送事故と勘違いして焦る視聴者が続出。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
『関ジャム 完全燃SHOW』フリーズした演出映像を見て放送事故と勘違いする視聴者続出
11日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系列)。
映像作家とアニメーション作家のお二人をゲストに向かえ、MVの演出効果の謎に迫った今回の放送回。
番組の中では「YouTubeを意識したMVの最新映像ワザとは?」内で、Maison book girlの「闇色の朝」(2019)の一度見ると頭から離れない演出が紹介されます。
曲に合わせて動いていたアニメーションが、途中で4秒程度、突如として画面が停止したように見えます。
しかし、左上にいる出演者らの顔が動いていることから、かろうじて放送事故ではない事が分かったものの、あまりにもリアルで
《いやめっちゃ放送事故www たしかに印象に残るけど雨のせいでアンテナやばくなったかと思った》
《完全に放送事故…!!!!なになになにこの演出!!!!なにより突然自分の顔がモニターに映るのが一番怖い!!》
《関ジャム観てたらあれっ!?放送事故!?と思ってしまったわ。》
《本気で放送事故かと思った》
《怖すぎるMVたしかにいまテレビでみても怖い発想がすごい演出だよね》
《テレビがバグッたのかと思ってしまった少し怖い演出だけど、確かに印象に残る》
など、まんまとその演出にハマった視聴者からの感想が寄せられました。
MVの奥深い魅力に迫った放送で、視聴者はその魅力にどハマり
今回紹介されたのは、MVの途中でいきなり画面が数秒フリーズし、気付くと音楽も止まる演出法を採用した最新の映像ワザ。
本MVの制作意図として「突如フリーズさせる事で、MVを視聴中、突然、現実世界に介入してくるようなメタ要素にトラウマ的怖さがあると思い行った演出です。」と話し、続けて「その後も絵柄が崩壊したり歌詞テロップがグチャグチャになったりなど怖さで記憶に残るような演出にしました」と語るなど、藍にいな監督のコメント通り、現実が介入してその恐ろしさが画面越しに伝わる演出にヒヤッとした視聴者が相次いだようです。
今回、歌詞の中で表現される対比を、MVでは室内と屋外やデジタルと16ミリのフィルムという対比で表現したり、永遠に語り継がれるであろう名曲には、どのデバイスにも干渉されない映像比率でMVを制作するなど、考え抜かれた演出に舌を巻いた視聴者やスタジオに来た出演者たち。
番組内では、昨今の映像技術の進歩や手軽さから「挑戦的なMVがスゴく増えた印象」と語った映像作家の言葉とおり、つい目が離せなかったり曲を聴くと映像が脳裏をよぎってしまうMVもあるなど、その奥深さを知れた貴重な放送回となったようです。
(文:Quick Timez編集部)