画像:時事通信フォト
放送第5週目にして、ストーリーの肝である気象予報士試験の勉強に突入した朝ドラ「おかえりモネ」(NHK総合)。
この日の放送では医師である菅波光太朗(坂口健太郎さん)からのマンツーマン指導が開始され、本格的に勉強に励むヒロイン・永浦百音(清原果耶さん)の様子が。
するとその放送中、菅波のある行動に視聴者から悲鳴が上がることに。
17日『おかえりモネ』、菅波によるマンツーマン指導が開始
今週から気象予報士試験の勉強へと本格的に突入した朝ドラ「おかえりモネ」(NHK総合)で17日、菅波光太朗(坂口健太郎さん)によるマンツーマン指導が開始された様子が放送されました。
昨日、「飽和水蒸気量」をヒロイン・永浦百音(清原果耶さん)にわかりやすく教えていた菅波。
「また明日」と意味深な言葉を残して去っていきましたが、どうやらそれからマンツーマン指導へと発展したよう。
菅波から指導を受けて気象学への理解を深めていく百音でしたが、百音が勤務している森林組合提案の公共事業に暗雲が。
小学校に納める学習机の納期が間に合わないことが判明すると、山のオーナーである新田さやか(夏木マリさん)の決断によって入札は中止、新事業はとん挫してしまうことに。
新事業に失敗し落ち込む百音。
するとその百音の様子から何かを察した菅波は「物事が上手くいなかなくて落ち込む時、僕は何かしら新しい知識を身に着けるようにしています」と百音に誕生日プレゼントと称して中学生が使用する参考書を手渡したのでした。
「しかし誕生日プレゼントに参考書って、子供なら泣くレベルの嫌がらせだ」と自虐を言いつつも「知識は武器です。持っているに越したことはありません」と不器用に百音を励ます菅波の姿に、朝ファンは絶叫。
「もう好きが飽和状態だよ!」
「菅波先生、かわいすぎるだろ!」
などと、イケメン医師の優しさが反響を呼んでしました。
「坂口健太郎じゃなきゃ許されない」登場人物の行動に悲鳴も
坂口健太郎さん演じる菅波とヒロインのマンツーマン指導が開始された17日の「おかえりモネ」。
菅波の不器用な優しさに視聴者は沸きましたが、一方でその菅波のある行動が原因で悲鳴も上がったのだそう。
「視聴者が注目したのは菅波が百音の誕生日を知るまでの過程です。この日の放送では『私、超大型台風が来た日に生まれたんです。予定日よりも2週間早くて…でも満月だったからじゃないかって』と百音が出生についてほのめかすシーンがありました。そのシーンで特に興味のなさそうな菅波でしたがその後、百音が生まれた当時の天気や月齢から誕生日を算出。プレゼントを渡すに至ったのでした」(テレビウォッチャー)
菅波はこれまで不愛想かつコミュニケーションが苦手な描写が絶えずあった登場人物。
ただその人物が突如として、何気ない会話から誕生日を割り出しプレゼントを贈ったことに対し、
「ちょっと待って!過去の気象データから誕生日を割り出すってヤバい…」
「冷静に考えて『チョットキモ』と思ってしまったのはここだけの話…」
「ヴィジュアルが坂口さんじゃなかったらただのストーカー予備軍」
「坂口健太郎さんじゃなきゃ許されてないぞ、これ!」
などと悲鳴に近い感想が多数寄せられたのでした。
坂口さん演じる医師の行動に歓声と悲鳴が上がった17日の「おかえりモネ」。
ただ、今回の物議をかもした行動は菅波の不器用さを際立たせるために必要な演出だったのかもしれません。
(文:有馬翔平)